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――パフォーマーのみなさんの視点からも1stアルバム『FANTASTIC 9』の魅力を教えてください。

瀬口黎弥:僕らが今出せる限りの全部の曲が詰まっていて、僕らの第一歩となるような作品。これから10年、20年と活動を続けていく中で、このアルバムは、僕らにとっても皆さんにとっても、始まりの意味として大切なものになると思います。リード曲の「FANTASTIC 9」は、メンバーの翔太への思いを乗せた曲でもあり、僕らは9人で活動しているということを提示している曲でもあります。それを僕らが初めて形にした曲で、思い出の振り付けもあり、僕らが9人でいるということをパフォーマンスとして形にしているので、9人の想いを感じて聴いていただけたらと思います。

――リード曲のパフォーマンスで特に注目してもらいたいポイントは?

堀夏喜:初めて海外でMVの撮影を行い、海外ならではの素晴らしいロケーションで、自分たちとしてもすごく手応えのあるMVになりましたし、初めてのアルバムのリード曲のMVにふさわしい絵が撮れたなと思っています。今回のMVは、8人がたたずんでいるイメージシーンが多いのですが、パフォーマンスもしていて、ライブでお客さんのみなさんと手を振っているイメージから連想して作られた振りなので、そこも注目して見ていただけたらなと思います。

――MVの撮影で印象に残っているエピソードを教えてください。

木村慧人:グアムでのMV撮影中に、2つの虹がかかっていて、奇跡が起きたなと思ったんです。

:おめでとう!

木村:そして、2日目の山での撮影でも、虹が2つかかっていて、また奇跡が起きたなって。やっぱりFANTASTICSは9人! 9人で奇跡を起こすグループなのかなと実感しました。

:虹だけに!?

木村:虹だけに!

:七色やないかーい!

メンバー全員:(笑)

――すごい掛け合い(笑)。では最後に澤本さんもお願いします。

澤本夏輝:日本では見られない景色ばかりで、あんなに広大な場所で踊ったのも初めてだったので、撮影中もすごく楽しかったです。ずっと晴れたシーンの撮影だったので、太陽を待ちながら撮影したことも良い思い出になりました。とても素敵なMVになっているので、ぜひ見てください!

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■FANTASTICS from EXILE TRIBE
EXILEの世界と佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。その後、グループとして新たなステージに進むため、ボーカルを迎えることを決意し、2017年5月から12月にかけて実施したオーディションを勝ち上がった八木勇征と中島颯太がボーカリストとして加入した。2018年4月から6月に行われた「夢者修行 FANTASTIC 9」は、デビュー前にもかかわらず全国33会場78会場で約7万5000人を動員。そして2018年12月5日にシングル「OVER DRIVE」でデビュー。2019年10・11月にはグループ初の単独ホールツアーを開催し、全国12都市17公演を完走した。2018年7月6日にはパフォーマーの中尾翔太さんが逝去。その後もメンバーは「9人でFANTASTICS」という思いで活動している。