山陽電気鉄道は21日、ダイヤ改正を2020年3月14日に実施すると発表した。平日朝ラッシュ時間帯に下りS特急3本、平日夕方に上りS特急を1本新設するほか、網干線の運転本数を増やすなどして利用者の利便性向上を図る。

  • 山陽電気鉄道が3月14日にダイヤ改正を実施

平日朝ラッシュ時間帯に新設される下りS特急は霞ヶ丘駅7時12分発・7時25分発・7時38分発の3本。いずれも東須磨駅から霞ヶ丘駅まで普通、霞ヶ丘駅からS特急となって高砂駅まで運転され、3本とも霞ヶ丘~高砂間を30分で結ぶ。同時間帯に高砂発東二見行の上り普通が2本増発され、高砂駅の発車時刻は7時51分・8時5分となっている。

平日夕方には、高砂駅17時29分発・(阪神)神戸三宮駅18時27分着の上りS特急を新設。平日・土休日の22時台以降に運転される山陽姫路行の下りS特急はダイヤ改正後、3本とも東須磨駅に新たに停車する。

  • ダイヤ改正で平日朝ラッシュ時間帯に高砂行の下りS特急3本、平日夕方に高砂発(阪神)神戸三宮行の上りS特急1本を新たに運転する

網干線では平日夕方に山陽網干駅17時51分発・飾磨駅18時7分着、平日夜間に飾磨駅23時2分発・山陽網干駅23時16分着の列車を増発。土休日の夜間にも飾磨駅22時48分発・山陽網干駅23時5分着の列車が増発される。