BIGLOBEは1月14日、「男女平等に関する意識調査」第1弾を発表した。調査期間は2019年11月30日~12月2日、調査対象はインターネット利用者のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の個人で、有効回答は1,000人。

73%が「男女平等ではないと感じる」

  • 普段の生活の中で、男女平等ではないと感じることがあるか

普段の生活の中で、男女平等ではないと感じることがあるか尋ねたところ、「よくある」が23.1%、「たまにある」が49.9%となり、計73%が男女の不平等を感じていることが判明。性別でみると、女性の76.4%が男女平等ではないと感じると回答したのに対し、男性は69.6%にとどまった。

職場における男女の不平等を聞くと、男性は「仕事における責任の重さ」(36.3%)が最も多く、次いで「男女による不平等を感じることはない」(31.1%)、「昇給や昇格のしやすさ・機会」(30.8%)との順に。一方、女性は「昇進や昇給のしやすさ・機会」(47.5%)が最多で、以下、「仕事における責任の重さ」(27.7%)、「雑用・雑務を割り当てられること」(27.7%)と続き、内容に男女差がみられた。

職場の男性社員が育児休暇を取得することについては、「賛成」が33.5%、「やや賛成」が52.4%と、計85.9%が男性の育休取得に賛意を示した。しかし、自身が育児休暇を取ることに抵抗を感じるか質問すると、男性の55.4%が「感じる」(「感じる」18.2%、「やや感じる」37.2%)と回答し、男性の意識のギャップが浮き彫りになった。

育児休暇取得に抵抗を感じる人に育児休暇取得に抵抗を感じる要因を問うと、「職場に気を使うから」が58.8%でトップ。次いで「会社や顧客に迷惑をかけそうだから」が51.7%、「収入が減るのは困るから」が31.5%と続いた。