歌手の氷川きよしが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加した。
20周年、20回目の出演となる氷川は、『ドラゴンボール超』の主題歌である「限界突破×サバイバー」を含む「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露。孫悟空役の声優・野沢雅子が応援に駆けつける。28日に行われた会見では「演出が限界突破」「紅組のような、白組のような。みなさんが期待しているような……」と明かしていた。さらに、「時代も変わって、自分らしくありのままの姿で音楽を表現したい」「もっと自分を表現したい。まだまだもっとこれから。美容にしても、子供の頃から好きだったし、伸ばしてあげたい」「"きーちゃん"らしく。きよしくんとはさよなら」といった言葉も。
そんな氷川は、リハーサルで『ドラゴンボール超』の映像をバックに、龍に乗って「限界突破×サバイバー」を歌い上げる。抜群の歌唱力で、ロングトーンのシャウトに激しいヘッドバンキングなど、ロックな世界を作り上げる。あまりの迫力に、リハーサルにも関わらずスタッフ陣から「フゥ~!」と歓声が上がっており、司会の櫻井翔も「龍がすごい! 口が開いちゃったなあ」と驚いていた。
今年の紅白は令和初、そして第70回という節目。2016年より東京オリンピック・パラリンピックに向けて「夢を歌おう」をテーマに掲げてきたが、今年はその締めくくりの年となる。総合司会は内村光良と同局の和久田麻由子アナウンサー、紅組司会は綾瀬はるか、白組司会は嵐の櫻井翔が務める。