東京2020組織委員会は、東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式の出演者のオーディションを実施する。応募受付は、12月10日~2020年1月10日。

  • 東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式の出演者のオーディションを実施

    東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式の出演者のオーディションを実施

パラリンピックは障がいのある人を対象とした世界最高峰のスポーツ大会。このほど、障がいなど、生活上自身で何らかの制約があると認識しているパフォーマーの活躍する舞台の拡大を企図するとともに、大会後もレガシーとして後世に残していくため、東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式に出演するキャストのオーディションを実施する。

オーディションの募集カテゴリーは、開会式・閉会式の主役となるキャスト「リーディングキャスト」(若干名)、演出内容に合わせて、自身の個性や特技を活かしたパフォーマンスをする「オリジナルキャスト」(20名程度)、集団群舞のパートでパフォーマンスをする「マスキャスト」(400名規模)の3つ。

同委員会は、「障がいのある人など、生活上自身で何らかの制約のあると認識している人に積極的に応募していただきたい」と呼び掛けている。障がいの種別や、障がい者手帳の有無、補助器具の有無は審査に影響しないとのこと。

オーディションの募集受付期間は12月10日~2020年1月10日。第一次審査(書類・動画審査)は、2020年1月。2月29日、3月1日・7日・8日に第二次審査(面接審査(都内))で、結果通知は3月下旬を予定。

5月~8月は自主練習およびリハーサル期間で、8月中旬にオリンピックスタジアムでのリハーサルを経て、8月25日に東京2020パラリンピック競技大会開会式本番を迎える。8月下旬~9月上旬は関東近郊でのリハーサルを行い、9月6日に東京2020パラリンピック競技大会閉会式本番となる。

審査委員は、佐々木宏氏(エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター(パラリンピック担当))、栗栖良依氏(クリエーティブ・ディレクター)、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(パラリンピック開会式ステージ演出)、小林賢太郎氏(パラリンピック閉会式ステージ演出)、中井元氏(東京2020組織委員会チーフ・セレモニー・オフィサー)など。

応募は、東京2020大会公式サイト内の募集サイトで受け付ける。電子メールや直接の持ち込みによる提出は不可。提出期間は、12月10日の12時~2020年1月10日の23時59分まで。