寒くなってくると、温かい料理が食べたくなります。煮込みなどいろいろな料理がありますが、おすすめは、スープ。汁物を料理に一品取り入れると、具材をたっぷり入れることでボリュームも出て、満足感につながり、食べ過ぎを予防する効果も期待できます。今回は、温かいキャベツスープをご紹介しましょう。

  • ダイエットを成功させる簡単レシピ - 冬はキャベツのスープで食べ過ぎ予防

キャベツは一年中食べられる

キャベツの収穫は、大きく分けて3つのシーズンで行われます。葉のやわらかい春キャベツは、4~6月ごろに出回り、サラダや即席漬けなど生で食べるのにおすすめのキャベツです。秋の終わりごろから3月の春ごろに出回るキャベツは"冬キャベツ"と呼ばれますが、葉が堅めです。煮込んでも煮くずれしにくく、おいしい食べることができます。産地は変わりますが、キャベツはほぼ一年中食べることができる食材ですので、とても使いやすい食材と言えるでしょう。

キャベツはビタミン類が豊富

キャベツは、ビタミンC、ビタミンK、葉酸などの栄養素が含まれています。ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせないものです。肌にハリをもたせ、美肌につながります。また、かぜの予防にも役立ち、免疫力を高める作用も期待できます。ビタミンCは水に溶けやすい性質があるので、スープにして食べると、汁ごといただくことができます。

ビタミンKは、骨からのカルシウムの支出を抑制する働きがあり、骨粗しょう症予防につながります。葉酸は、ビタミンB群の仲間で造血に働くため、貧血の予防に。たんぱく質の合成にも関与しており、細胞が新しく作られるために欠かせない栄養素です。

また、葉物野菜類はカロリーも低いため、ダイエット中でも安心して、たっぷり食べることができます。

一品あると満足できるキャベツスープ

葉物野菜をスープにするとかさが減るため、量をたっぷりと摂ることができます。汁物を作るときは、なるべく野菜類をたっぷり入れて作ることをおすすめします。忘年会など飲み会も多くなる冬の季節には、消化のよい、温かい野菜スープを多めに作っておくと、夕食だけでなく、朝食にも利用しやすくなります。

今回は、手羽先も一緒に入れて、メイン料理にもなる簡単、ボリュームのあるスープをご紹介しましょう。

温まる!簡単キャベツと鶏肉のスープ
<材料>  2人分
手羽先    6本(約350g)
ごま油    小さじ2
キャベツ   2枚(約200g)
春雨     20g
しょうが   1かけ
水      カップ4
酒      大さじ2
濃口しょうゆ 小さじ1
塩      適量
こしょう   適量

<作り方>
1:手羽先は真ん中の関節で切っておく。キャベツは食べやすい大きさに切る。しょうがはすりおろしておく。春雨は、お湯で下茹でして、水を切っておく。
2:鍋にごま油を熱し、手羽先の皮がきつね色になるまで、焼き色をつける。焼きあがったら、余分な脂をキッチンペーパーで拭いておく。
3:2に水を入れて沸騰させたら、火を弱めておく。キャベツ、しょうが、酒を加えて煮込む。
4:鶏肉に火が通ったら、春雨を加えて、濃口しょうゆ、塩、こしょうで味を調える。お皿に盛り付けたら、出来上がり。

<ポイント>
手羽先は良質なたんぱく質をとることができます。ボリュームがありますから、メイン料理にもなり、満足感につながります。また、手羽先にはコラーゲンが多く含まれています。コラーゲンをとると、真皮組織を作り変える細胞の働きが高まることや、肌の弾力性、水分量が上がることが確認されており、シワなどを防ぐには、コラーゲンのとれる鶏肉を食べるのはおすすめです。お野菜をたっぷり入れた具だくさんスープを利用しながら、寒い季節も風邪に負けない体づくりを目指しましょう。

著者:岡田明子

管理栄養士。同志社女子大学管理栄養士専攻卒業後、高齢者施設に勤務し、利用者の食事管理を行う。その後ダイエットサプリメント会社の立ち上げに関わり、自身の13kgのダイエット成功経験をいかして「食べてキレイに痩せる」ダイエットメソッドを確立。独立後は、ヘルスケア関連を中心にレシピ監修や商品開発、講演や執筆活動、テレビなどのメディア出演などを務める。2014年に一般社団法人NS Labo(栄養サポート研究所)を設立し、栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康事業のサポートとヘルスケア分野で活躍できる人材育成を行っている。著書に『妊娠できる体は食から30代からの妊活食』(KADOKAWA/角川マガジンズ)など