女優の松たか子と神田沙也加が2日、都内で行われたディズニー映画『アナと雪の女王2』(公開中)の大ヒット記念イベントに登場した。
世界中で社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』の続編となる本作。初週末3日間の興行収入は19億4205万円、観客動員は145万人という驚異的な数字を叩き出し、2019年公開映画No.1のオープニング、さらにはディズニー・アニメーション史上歴代No.1オープニングという大ヒットスタートを切った。
イベントには、前作に引き続き日本版声優を務めたエルサ役・松たか子、アナ役・神田沙也加が登壇。松は「すごい見ていただいているということなんですか? ありがとうございます。うれしいですね。何年越しかで楽しみに待っていてくださって、実際に足を運んでくださって…」と大ヒットスタートを喜んだ。そして、観客の中にすでに5回も観た人がいると聞くと、「おー! どうも!」と驚いた表情。「素直にうれしいですね。自分たちの手を離れてお客様がどんどん受け取って広げていってくださって、本当にありがたく思います」と感謝した。
神田も「とにかく感謝ですよね。『アナ雪2』も前作同様に愛されてほしいという思いを込めてアフレコさせていただいたので」と感謝。また、本作のイベントで初めて松とそろっての出席となり、「こういう場で松さんと立っていられるのがすごくうれしいですね。貴重な存在となられて、ご一緒できて光栄です。姉妹そろえてすごくうれしいです」と喜んだ。
そして、松は「パッと自分が発した声がエルサになれているかどうか、再び戻れているかどうか、監督のOKをいただくまで不安でしかなく。とにかく観て聞いてお話を追って、エルサの思うところを一緒に探っていくことしかできなくて、うれしい反面、不安も同じくらいありました」と再びエルサを演じた心境を告白。神田は「(前作からの間に)いろんなゲームやアプリ、パレードだったり、そういう声も担当させていただいて、自分の中で積み上がってきたアナ像が長編で生き生きと演じられたらいいなというのが自分の目標で、楽しんでやらせていただいた」と振り返った。
鑑賞した感想を聞かれると、松は「私たちずっと観ていなくて、先ほど都内某映画館にて(神田と)一緒に観に行きました。観てない体でここに立つのは失礼かなって。観ておかないといけないなって先ほど観ました」と神田とともに直前に観賞したことを明かし、神田は「待ち合わせして一緒に観に行かせていただきました。(松が)隣にいらっしゃるので、存在を感じて…貴重な機会をありがとうございました」と感激していた。
イベント終盤には、映画の舞台のモデルの1つでもあるノルウェーの風習にちなみ、大ヒットを祝って2人で鐘を鳴らした。