TVアニメ『アルテ』の放送開始時期が2020年4月に決定し、アニメのキービジュアル&PV第1弾、追加キャストおよびメインスタッフ情報が公開された。

主人公・アルテ役を小松未可子、アルテの師事する親方・レオ役を小西克幸が担当するのに加え、追加キャストとして、アンジェロ役を榎木淳弥、ヴェロニカ役を大原さやか、ユーリ役を鳥海浩輔、カタリーナ役をM・A・Oがそれぞれ担当することが明らかとなった。

そしてメインスタッフは、監督を浜名孝行、アニメーション制作をSeven Arcsが担当。シリーズ構成を吉田玲子、キャラクターデザイン・総作画監督を宮川智恵子、音楽を伊藤ゴローがそれぞれ担当する。

●キャスト&スタッフからのコメントを紹介

◎アンジェロ役:榎木淳弥のコメント
アンジェロは姉妹が多くいる家庭で育ったので女性に対しての距離感が近いのですが、恋愛的な面ではウブで可愛らしい少年だなと感じました。アルテと出会うことで、アンジェロの世界観が少しずつ変わっていく様子を表現していけたらと思います。

◎ヴェロニカ役:大原さやかのコメント
「本が好き」という共通点を嬉しく感じつつ、この時代とかく下にみられがちな女性という立場ながら、見た目の華やかさやたおやかさとは裏腹に高級娼婦として強くたくましく自分の生き方を貫こうとするヴェロニカの生き様は、演じながら背筋がのびる想いでした。アルテやレオの姉のような気持ちで、包容力と優雅さを意識しながら演じています♪

◎ユーリ役:鳥海浩輔のコメント
今回演じさせて頂くユーリという役は、腹の底が見えないといいますか、一癖も二癖もあるような人ですし、アルテにもある種の影響を与えるキャラクターでもあるのでとても楽しみにしていました。そして、こういった含みをもったようなキャラを演じるのは非常に好きなのでOAが今から楽しみです。皆様にも期待して『アルテ』を待っていただけたらと思います。

◎カタリーナ役:M・A・Oのコメント
カタリーナちゃんは天真爛漫さの中にある、ちょっぴり不器用なところがとても魅力的だと感じました。カタリーナちゃんの抱える葛藤や、アルテさんと出会い接することで成長していく姿に、ぜひ注目していただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

◎監督:浜名孝行のコメント
原作を読んだ時、16世紀のフェレンツェやヴェネツィアを舞台に、当時の辛い状況のなかにあっても、前向きに困難と立ち向かうアルテの姿に感動しました。絵で表現する仕事をする者としても、とても感慨深かったです。只今、全力でアニメ制作中です。皆様にお届けできる日を楽しみにしています。

◎シリーズ構成:吉田玲子のコメント
一途で純粋でひたむきであるものは、反発を受けたり汚されたり叩かれたりもします。そのすべてを、受け止めきれないながらも、がんばるヒロイン・アルテに、原作を読みながら脚本を書きながら励まされました。みなさんもアルテからパワーを貰えるといいなと思っております。

◎キャラクターデザイン/総作画監督:宮川智恵子のコメント

◎音楽:伊藤ゴローのコメント
16世紀のフィレンツェ。複雑なポリフォニー音楽、世俗歌曲が盛んに作られ、やがてモンテヴェルディが新しい音楽を生み出し様々な文化が交差していました。アルテのテーマが出来かけた時、目の前がひらけ、夢に向かって突進するアルテの物語が動き始めました。他の登場人物も自然と音符になったと思います。アニメの公開が楽しみです。

●TVアニメ「アルテ」PV第1弾 2020年4月放送開始!

TVアニメ『アルテ』は、2020年4月より放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)大久保圭/NSP,アルテ製作委員会