JR東日本長野支社は、長野県の観光復興を目的とした「逢いに来てね。信州」観光キャンペーンを開始した。2020年3月31日までの間、観光情報の発信や利用しやすい商品の設定などを行い、長野県への旅行機運醸成に努める。

  • 長野支社管内で運行される「リゾートビューふるさと」

期間中、「逢いに来てね。信州」のロゴを掲載したポスターやパンフレットを掲出するとともに、ウェブサイトやSNSを通して地域の観光・イベント情報や長野県内を走る「のってたのしい列車」の情報を発信する。

生誕10周年を迎えた長野県PRキャラクター「アルクマ」のラッピングを施して運行している「リゾートビューふるさと」では、1号車に「アルクマ」人形と一緒に写真が撮れるフォトスポットを設置。「ゆるキャラグランプリ 2019」でグランプリを獲得した「アルクマ」との思い出が残せる。11月30日まで、「リゾートビューふるさとにのってアルクマグッズをもらおうキャンペーン」も実施している。

その人が抱える「都会型疲労」に適した観光列車を提案するウェブサイト「都会型疲労診断所」も新設。疲労を癒す信州観光列車の旅をその人に合わせて「処方」するというしかけで、「のってたのしい列車」の認知度向上を図る。「のってたのしい列車」のパンフレットやウェブサイト、訪日外国人向け商品多言語パンフレットなどにより、インバウンド向けの情報発信も強化する。