SOMPOひまわり生命保険は11月13日、SOMPOひまわり総健リサーチ第1弾として、「7歳の"人生100年時代"調査」の結果を発表した。調査期間は2019年10月20~25日、調査対象は2019年に7歳になる全国の子どもで、有効回答は1,000人。

100歳まで生きるために必要な貯金、平均4,966万円

  • 100歳まで生きるにはどれぐらいの貯金が必要だと思いますか?

まず、100歳まで生きていたいか尋ねたところ、79.3%が「はい」と回答。一方、100歳になった自分が想像できるかとの問いには、81.4%が「いいえ」と答え、「はい」は18.6%にとどまった。

生きたいと思う年齢は平均92.3歳。他方、お父さん・お母さんには平均97.5歳まで生きてほしいと答えており、自分より両親の長生きを願う子どもが多いことがわかった。

100歳まで生きるために必要なものを聞くと、1位「健康な体」(93.0%)、2位「お金」(76.1%)、3位「家族」(58.9%)、4位「友達」(42.4%)、5位「友達」(41.0%)となった。

100歳まで生きるために必要だと思う貯金額を質問すると、計64.8%が「2,000万円以上」と回答し、中でも「5,000万円以上」と答えた割合は計36.5%に上った。平均額は4,966万円で、波紋を呼んだ"老後資金2,000万円問題"の約2.5倍必要だと考えていることが明らかになった。

現在の貯金額は平均11万9,849円。5万円以上の貯金がある子どもは半数以上の50.1%で、「100歳まで生きるために必要だと考える貯金額が多いほど、現実の貯金額も多い傾向」(同調査)がみられたという。

将来つきたい具体的な職業は、1位「ケーキ屋さん」(60人)、2位「警察官」(47人)、3位「サッカー選手」(44人)と続いたほか、12位に「ユーチューバー」(23人)がランクイン。また憧れの大人の1位には、ユーチューバーの「HIKAKINさん」(75人)が選ばれた。