ナイルは11月5日、スマートフォンユーザー向けアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」にて実施したキャッシュレス決済の利用に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年10月11~18日、有効回答は20~70代の個人1,075人。
半数以上がキャッシュレス決済を普段から使用
普段の支払い方法で最も多いものを聞くと、「現金」が48.4%で最多。以下、「クレジットカード」が34.0%、「カード型電子マネー」が6.0%、「QRコード・バーコード型スマホ決済(以下コード型スマホ決済)」が4.9%、「非接触型スマホ決済」が2.7%、「デビットカード」が2.2%、「交通系ICカード」が1.7%と続き、半数以上が何らかのキャッシュレス決済を普段から使用していた。
増税を機にキャッシュレス決済を「利用しはじめた」人は14.7%。しかし、「利用しはじめたが今は使っていない」と答えた人も3.5%いたほか、「利用したことがない」という人も16.9%に上った。
利用したことがあるスマホ決済を尋ねると、「PayPay」が37.6%と最も多く、次いで「楽天ペイ」が24.2%、「LINE Pay」が23.0%との順に。一方、キャッシュレス決済利用層のうち、32.3%は「スマホ決済を利用したことがない」ことがわかった。
利用したことがあるスマホ決済の中から「コード型スマホ決済」を選択したものを抜き出し、2019年4月に実施した調査(有効回答964人)と比べたところ、ほとんどのサービスで利用率は増えており、特に「PayPay」は2倍以上(4月18.2%→10月37.6%)も増加していた。また最も利用しているスマホ決済をみても、「PayPay」が圧倒的に多く35.4%を占めた。