学情は11月5日、「就職・転職活動」に関する調査結果を発表した。調査は9月2日~16日、同社運営の就職情報サイト「Re就活」に登録する20代を中心とした転職希望者596名(20代89.4%)を対象に、Webアンケート形式で行われた。

  • 転職理由

    転職理由

転職理由を尋ねたところ、職歴4~7年程度のヤングキャリアは、「給与・年収をアップさせたい」(36.3%)が最も多く、次いで「もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい」(26.8%)、「市場価値を高めたい」(21.2%)と続き、次の職場でのキャリアアップを目指す傾向に。

一方、職歴1~3年程度の第二新卒は、「残業を減らしたい、休日を確保したい」(31.8%)や「人間関係・雰囲気が合う環境で働きたい」(30.0%)が多く、ワークライフバランスを重視し、自分らしく働ける環境を求めていることが伺えた。

  • 新しい職場に求めること

    新しい職場に求めること

次に、仕事選びのポイントとして、新しい職場に何を求めるのかを聞いたところ、職歴の有無・年数にかかわらず、すべての区分で「良好な人間関係」がトップに。

また、職歴がない層は「丁寧な教育・研修」「スキルを身につけて成長できる」などの回答が多く、自分が成長できる環境を求めているよう。

一方、職歴がある層の中でも第二新卒は、「休日・休暇が増える」や「給与・年収アップ」などワークライフバランスを重視しているのに対し、ヤングキャリアは「給与・年収アップ」「前職のスキルを活かしたい」の割合が高く、スキルを活かして今よりも良い条件でキャリアアップできる企業を求めていることがわかった。