ロイヤリティ マーケティングはこのほど、「第37回 Ponta消費意識調査」の結果を明らかにした。同調査は9月26日~10月1日、全国の「Pontaリサーチ」会員3,000人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 節約したい金額が0円の方にお伺いします。その理由を教えてください

    節約したい金額が0円の方にお伺いします。その理由を教えてください

今月の家計の支出を節約したいか尋ねたところ、56.8%が「節約したい」と答えた。6月調査では55.4%で、8月調査では63.8%と60%を超えたものの、再び50%台に下がっている。

「節約したくない」と回答した人にその理由を聞くと、「特にない・なんとなく」(23.7%)で最も多く、「節約にまわす余裕がないため」(23.3%)、「節約してまでほしいものがないため」(16.7%)、「節約のために我慢したくないため」(15.0%)と続いた。

次に、いま購入・消費したい商品・サービスは何か尋ねた。節約志向別で差の大きい項目をみると、最も差が大きいのは「かばん」「衣服」で共に10.6ポイント差、次いで「くつ」は9.7ポイント差だった。上位10項目では、いずれも「節約したくない」派より「節約したい」派の消費意向が高くなっている。

  • あなたがいま購入・消費したい商品・サービスをお答えください

    あなたがいま購入・消費したい商品・サービスをお答えください

今年の冬のボーナスの使い道について聞くと、「貯金・預金」(40.5%)が6年連続で1位となった。「財形貯蓄」(4.2%)も過去最も高い数値で、貯蓄意識が高まっていることもわかった。2位は「旅行(宿泊を伴うもの)」(11.3%)、3位は「外食」(5.6%)となっている。「支給されない・分からない」は41.9%となった。

冬のボーナスを貯金・預金したいと答えた人に、支給される金額のうち、どの程度貯金・預金したいか尋ねると、「25%~50%未満」は30.3%、「50%~75%未満」は26.7%、「75%以上」は27.2%だった。支給金額の半分以上を「貯金・預金」したい人は、全体で53.9%となっている。

  • 支給される金額のうち、どの程度貯金・預金したいか、お答えください

    支給される金額のうち、どの程度貯金・預金したいか、お答えください

ボーナスが支給される場合、今年の冬のボーナスの金額(世帯あたり)はいくらぐらいか尋ねたところ、「20万円~40万円未満」(23.5%)が最も多かった。次いで「40万円~60万円未満」(19.2%)、「20万円未満 」(18.0%)だった。

冬のボーナスの使い道に「貯金・預金」を選んだ人に、消費税増税を意識し、昨年の冬のボーナスと比べて貯金・預金額を変えるか聞くと、44.6%が「変えるつもりはない」、34.5%が「増やしたい」と答えた。

節約志向別でみると、「増やしたい」では、「節約したい」派が「節約したくない」派より26.3ポイント高い。「変えるつもりはない」では、「節約したくない」派が「節約したい」派より15.5ポイント高かった。

  • 今年の冬のボーナスの使い道に「貯金・預金」を選んだ方にお伺いいたします。消費税増税を意識し、昨年の冬のボーナスと比べて貯金・預金額を変えますか

    今年の冬のボーナスの使い道に「貯金・預金」を選んだ方にお伺いいたします。消費税増税を意識し、昨年の冬のボーナスと比べて貯金・預金額を変えますか