BIGLOBEは10月30日、「お金に関する意識調査」第4弾の結果を発表した。調査期間は2019年9月4~9日、調査対象はインターネットを利用者し、かつスマホを所有する全国の20~60代で、有効回答は1,000人。

  • お金以上に価値を置いているものはあるか(性年代別)

    お金以上に価値を置いているものはあるか(性年代別)

お金以上に価値を置いているものはあるか聞いたところ、「ある」が56.9%(男性51.0%、女性62.8%)、「ない」が43.1%(同49.0%、同37.8%)との結果に。性年代別にみると、「ない」と答えた割合は男性30代が最も多く64%、次いで男性20代が52%と続き、40代未満の男性の過半数はお金が最も大切であると考えていることが明らかになった。

人生100年時代をどう思うかと尋ねると、「あまりうれしくない」が42.2%、「うれしくない」が31.3%と、人生100年時代を望んでいない人が73.5%を占めた。人生100年時代を望んでいない理由としては、「自分に介護が必要になるから」が57.7%と最も多く、以下、「お金が足りなくなるから」が55.8%、「家族や親族に介護が必要になるから」が40.4%、「未来が楽しそうではないから」が29.9%、「生きるために長期間働きたくないから」が29.3%と続いた。年代別では、20代は「未来が楽しそうではないから」(40.9%)と「生きるために長期間働きたくないから」(40.1%)が他の年代より高かった。

現在の世の中は生きやすいかとの問いには、「あまり生きやすくない」が44.9%、「生きやすくない」が27.1%と、計72.0%が現在の世の中を生きづらく感じていた。年代別にみると、20代では「生きやすい(やや含む)」との回答は21%にとどまったのに対し、60代では38%に上り、他の年代と比べて60代はまだ生きやすさを感じていることがわかった。