"クリーミィな泡×黒ビール"でお馴染みのキリンビール「ギネス」は、今年で創業260周年を迎える。今回紹介するのは「ドラフトギネス 330ml」「ギネス エクストラスタウト 330ml」(参考価格:ともに319円)。

「ギネス」が歩んできた260年の歴史や「ギネス」特有のきめ細かいクリーミィでなめらかな泡の秘密など、「ギネス」の魅力をみていこう。さらに「ギネス」を使用した肉料理とのペアリングも紹介していく。

  • 創業260周年「ギネス」の魅力を再発見!

ギネスの歴史を辿る

1759年にアイルランドでアーサー・ギネスによって、「ギネス」はつくられた。1959年には樽出しの「ドラフトギネス」が誕生。1988年には「ウィジェット」を採用した缶タイプの「ドラフトギネス」が新登場した。

「ウィジェット」とは、「フローティング・ウィジェット」と呼ばれ、ギネス特有のクリーミィな泡を作り出してくれる球体カプセル。このカプセルが、なめらかな泡を作り上げる秘訣である。「ギネス」は、現在では世界150カ国以上で、毎日約1千万杯以上楽しまれているそうだ。

ドラフトギネスとギネス エクストラスタウトの違いは?

「ドラフトギネス」は、焙煎された大麦が決め手となっている。全て自社にて232℃という高温で焙煎することで、「ギネス」特有の豊かな味わいと濃いルビー・レッドと呼ばれる濃縮した赤色をもたらすそうだ。

一方、「ギネス エクストラスタウト」は初期のオリジナルの「ギネス」に近い、伝統のある味わいになっている。「ドラフトギネス」と異なり窒素を使用していないのでローストの風味をより感じることができる。

パーフェクト・パイントを作り飲み比べ!

「パーフェクト・パイント」とは「完璧な一杯」を指すとのこと。今回は、クリーミィな泡の「ギネス」パーフェクト・パイントを作ってみた。まず、最低3時間は冷蔵庫で冷やし、グラスを斜め45度に傾けて静かに全量注ぐ。きめ細かい泡がキラキラとした滝のように流れている様は、「カスケードショー」とも呼ばれ、息をのむほどに美しい。これで、パーフェクト・パイントのでき上がりだ。

  • キリン・ディアジオ ビールカテゴリーディレクターの大久保 利啓氏によるパーフェクト・パイント講座)

それぞれ一口ずつ飲んでみた。「ドラフトギネス」は、予想以上にフルーティーな味わいでなめらかな泡が苦味を打ち消していく。珈琲のようなローストの味わいもあり、とても飲みやすいという印象を持った。微炭酸であるため、ビールが苦手な方でも好まれる方が多いそうだ。

「ギネス エクストラスタウト」は、「ドラフトギネス」と比較して炭酸の爽快感をしっかりと感じることができる。さらにローストの風味をより楽しむことができる。黒糖のような香りと香ばしさの後にほんのりと甘みが漂う。

お肉料理との相性も抜群!

最後に「ギネス」を使用した肉料理が提供された。卵黄ソースを添えたローストビーフや、ギネスと黒糖の豚角煮、ギネススープカレーといったラインナップになっている。

ローストビーフは、昆布にギネスを塗り、肉を昆布じめにし、1~2日冷蔵庫に入れておく。すると、"うまみ"と"苦味"が絶妙にマッチしたローストビーフが完成するのだ。

ギネスと黒糖の豚角煮は、「ギネス」によってしつこい脂身をすっきりと落とすことができ、ジューシーでありながら苦味もある至極の一品の完成だ。

ギネススープカレーも同様に、さらっとしていてかつクリーミィな泡によってコクが生み出されている。少しほろ苦い大人な味のスープカレーは、絶品だった。

このように「ギネス」を料理に使用することで、苦味や泡のなめらかさをそのまま料理に反映することができるというのは面白い。黒ビールは食事との相性がいいということは新たな発見だ。黒ビールは"苦い"というイメージを持っていた筆者だが、とてもクリーミィで飲みやすいことに驚いた。創業260周年「ギネス」が今後どのような進化を遂げていくのか楽しみだ。

ゆっき

サブカルチャーやエンタメ、グルメなど幅広く取材をしているライターです。とりわけ【映画・ラーメン・お酒】を愛しています。これまで770本以上の映画を鑑賞、映画配給会社に就職。日々、未知なるカオスな体験を求めて生きています。