エン・ジャパンはこのほど、「派遣の求人状況」に関する調査結果を明らかにした。同調査は7月30日~8月28日、派遣で就業経験のある1,905名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 最近の派遣の求人状況をどのように感じていますか?

最近の派遣の求人状況をどのように感じているか尋ねたところ、30%が「以前より良くなっている」と回答した。2017年(36%)、2018年(33%)と比べると徐々にポイントが下がっているが、「以前より厳しくなっている」(16%)という回答は、2017年(17%)、2018年(15%)に続き低水準で、求人状況の著しい悪化はなく、比較的安定していることがわかった。

求人状況が以前より良くなっていると回答した人にその理由について聞くと、1位は「仕事の情報件数が増えている」(68%)だった。2位は「勤務曜日・時間などの選択肢が増えている」(53%)、3位は「時給や給与が上がっている」(51%)となっている。

  • 「派遣の求人状況が以前より良くなっている」と回答された方に伺います。 「良くなった」と感じるのは特にどのようなところですか?,

仕事を探す際に妥協できない条件について尋ねると、「時給(給与)」(46%)、「勤務地」(45%)、「勤務日数・曜日」(43%)が上位を占めた。

妥協できない具体的な理由としては「同じ給与だったら、高い時給で少ない日数で働きたい(43歳女性)」、「勤務地が遠すぎると通勤の時間もかかるし、交通費もかかる(24歳男性)」、「勤務日数や休日がきちんとしていることは最重要(27歳女性)」などだった。

  • 仕事を探す際に、妥協できない条件は何ですか?(3つまで回答可)