Insight Techはこのほど、「消費税増税」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月22日、同社が運営する「不満買取センター」を利用するユーザー1,500名を対象にインターネットで実施したもの。
消費税増税についてどのように思うか尋ねたところ、10%が「以前から賛成している」、21%が「反対していたが、賛成するしかない」と答えた。「以前から反対」「賛成していたが今は反対」は、合わせると59%だった。
軽減税率を知っていたか聞くと、59%が「知っている」、35%が「名前は知っている」と答えた。
増税に関して反対と回答した人にその理由を尋ねたところ、「出費/支出が増える」「収入が増えない、生活が苦しい」「消費が落ち込む」「軽減税率が分かりにくい」などの不満や懸念の声が目立った。
具体的には、「単純に収入は変わらないが支出が増える」(40代女性)、「消費が少なくなり経済が停滞するようになると感じる」(20代男性)、「キャッシュレス決済の広まりでトラブルの増加や高齢者などをターゲットにした詐欺なども増えそう」(30代女性)、「軽減税率が分かりにくい」(50代男性)といったものだった。
10月の増税で期待することは何か尋ねると、最も多い回答は「社会保障の充実化」(45%)だった。「国の財源の安定化」(12%)といった意見も多いが、33%は「期待することは何もない」と答えている。