元SMAPの草なぎ剛が14日、都内で行われた主演映画『台風家族』(公開中)の全国89館生中継舞台挨拶付上映イベントに、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督とともに登壇。台風15号により被害を受けた千葉県の被災者に向けて、「心を強く持ってもらいたい」とメッセージを送った。

  • 草なぎ剛

草なぎは「『台風家族』ということで、先にお話したいんですけど」と切り出し、「千葉のほうがすごく大変なことになっていまして、今もなお大変な生活をされている方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、心を強く持ってもらいたいと思っています」とエール。「『台風家族』のスタッフ・キャスト一同、心からお見舞い申し上げます」と伝え、登壇者全員で頭を下げた。

本作は、主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、9月6日より3週間限定で公開中。世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語で、鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。

草なぎは、「ここ六本木も満員御礼で僕満足なんですけど、88館の地方のみなさんも足を運んでくれてありがとうございます」と感謝し、「公開も危ぶまれていて、こんなにたくさんの方が毎日来ていただいて、本当にうれしく思っています」と喜びを語った。