愛知県とJR東海は10~12月に「愛知デスティネーションキャンペーン アフターキャンペーン(愛知DCアフターCP)」を開催。リニア・鉄道館での「C62形式蒸気機関車 運転台特別公開」「ホジ6014号蒸気動車 車内特別公開」、尾張・知多・三河エリアを巡る観光列車の運行など、さまざまな企画を実施する。

  • C62形式蒸気機関車(提供 : JR東海)

  • ホジ6014号蒸気動車(提供 : JR東海)

リニア・鉄道館の「C62形式蒸気機関車 運転台特別公開」では、狭軌における蒸気機関車の世界最高速度を記録した、日本で最大・最速という蒸気機関車C62形の運転台を特別に公開。「ホジ6014号蒸気動車 車内特別公開」では、現存する唯一の蒸気動車であり、重要文化財に指定された蒸気動車ホジ6014号の車内を特別に公開する。開催期間は10月2日から12月27日まで(休館日を除く)となっている。

尾張・知多・三河エリアを巡る観光列車は、地元住民と一体となっておもてなしを実施する列車として運行。10月20日・12月1日快速「モーニングトレイン一宮」、10月5日・11月2日に快速「知多鉄道酢トーリー」、10月26日・11月30日に快速「おいでん奥三河」の運行を予定している。

  • 昨年度の駅・車内のおもてなしの様子(提供 : JR東海)

観光列車の共通ポイントとして、乗車証明書と特製ノベルティのヘッドマークロゴ入り缶バッジを配布するほか、一部区間・駅において地元自治体やJR東海の乗務員等によるおもてなしを実施。各列車とも全車指定席の快速列車で、利用する際は乗車券の他に指定席券が必要。指定席券は乗車日の1カ月前の10時から、全国のJRのおもな駅で発売される。

愛知DCアフターCPではその他、「愛岐トンネル群 紅葉シーズン特別公開」「白鳥庭園あかりアート」など紅葉を楽しめる企画や、「吉田城鉄櫓手筒花火特別放揚」「名古屋城光のイベント」など夜の観光を楽しめる企画、おもに名古屋駅や豊橋駅から県内の観光地を巡る33コースの周遊バス、県内各地の観光地やイベントを組み込んだ「さわやかウォーキング」、さまざまな旅行商品の販売や宣伝展開を実施する。