京都市交通局はこのほど、暮らしを支える「足」である地下鉄をより一層身近に感じてもらうために毎年開催している「地下鉄醍醐車庫見学会」について、今年も10月13日に開催すると発表した。
見学会では日頃見ることのできない地下鉄車両のしくみや、車両の点検整備の際に使用する機械装置などを間近で見ることができる。地下鉄車両の床下や運転席など地下鉄の裏側見学、車庫内の運転体験シミュレーター(小学生以下限定)およびトリックアートの体験、見学コース内でのスタンプラリー達成者への記念グッズ進呈(小学生以下限定)を予定している。
見学会の参加者には、醍醐観光協会と総本山醍醐寺から醍醐三宝院の特別拝観券が進呈される。地下鉄醍醐車庫から徒歩約15分のところにある醍醐三宝院は、豊臣秀吉によって醍醐の花見を機に1598年に再建され、国宝の表書院や唐門などの見所が多いという。
「地下鉄醍醐車庫見学会」は10月13日の9時30分から15時まで実施され、開催時間のうち約1時間見学できる(集合時間は参加者ごとに指定される)。申込みは9月1日から往復はがきにて受け付け、締切は9月11日(当日消印有効)となる。