相模鉄道は11日、相鉄本線さがみ野駅・かしわ台駅の開業50周年を記念し、記念入場券セットを6月28日から販売すると発表した。8月17日に運行する特別列車「あつぎ号」の乗車体験会に参加できるチケット付き入場券セットもあわせて発売する。

  • 「さがみ野駅・かしわ台駅 開業50周年記念入場券セット」表紙イメージ

通常版の「記念入場券セットA」は、A型硬券のさがみ野駅・かしわ台駅記念入場券、B型硬券の大塚本町駅・柏ヶ谷駅復刻記念券、D型硬券の開業50周年記念券の計5枚のセットで、発売額は1セット500円。840セット限定となる。

特別列車「あつぎ号」の乗車チケットが付属するセットは2種類あり、中間車乗車チケット付きの「セットB」はA型硬券2枚、C型硬券の中間車乗車チケット、D型硬券の特別乗車記念証のセットで、発売額は1セット1,000円。1,000セット限定。先頭車乗車チケット付きの「セットC」はA型硬券2枚、C型硬券の先頭車乗車チケット2枚、D型硬券の特別乗車記念証2枚に加え、缶バッジ2個が付属。発売額は1セット3,000円で、80セット限定となる。

各セットとも6月28日の10~15時に相模鉄道車両センターで販売。当日8時から先着1,000人に整理券を配布し、9時から再整列できる。

  • 「さがみ野駅・かしわ台駅 開業50周年記念入場券セット」中面・硬券イメージ

特別列車「あつぎ号」の乗車体験会は8月17日、かしわ台駅を発着駅として開催される。午前に「あつぎ1号」、午後に「あつぎ2号」の2便を運行し、乗車時間はいずれも約1時間。通常の旅客列車では通らないルートを走行する特別な行路を予定している。

乗車の際、乗乗チケット付き入場券セットを購入した人が持っている乗車チケットの他に、当日有効の「相鉄・鉄道全線1日乗車券(磁気券)」が必要。先頭車乗車チケットは1枚で大人1人・小児2人まで利用可能、2枚で最大6人(大人2人・小児4人)まで利用可能とのこと。中間車乗車チケットは1枚につき大人1人または小児1人が利用できる。