東京2020組織委員会は、8月22日より東京2020大会パラリンピック観戦チケットの第1次抽選申込を開始した。
チケットは、オリンピックと同様に公式販売サイトからの申し込みが必要となる。東京2020パラリンピック公式チケット販売サイトは、8月22日未明にオープンした。なお、オリンピックの公式チケット販売サイトとは異なるサイトであるため、注意が必要とのこと。
公式サイトでは、12日間にわたり実施される22競技のチケットを販売する。チケットの席種は、A席~E席まで最大5種類。
開閉会式の観戦チケット価格は税込 8,000円(開会式・閉会式E席)~15万円(開会式A席)。
競技の一般チケットの価格は、税込900円(車いすフェンシング、ボート、カヌー、テコンドー、ゴールボール)からで、さらにグループでの申し込み(「東京2020みんなで応援チケット」)は 500円から(カヌー、ボート、テコンドー、車いすフェンシング、ゴールボール)を設定。購入しやすい価格で、パラリンピックの観戦が楽しめるという。
車いすユーザー向けチケットのほか、12歳未満の子ども、60歳以上のシニア、障がいのある人を1名以上含む家族やグループを対象とした「東京 2020 みんなで応援チケット」も用意する。
抽選申込受付のためには、TOKYO2020 ID登録・電話番号認証が必要となる。抽選申込受付期間は、8月22日未明から 9月9日11:59まで。抽選結果発表は10月2日。購入手続期間は、10月2日から10月15日23:59 までを予定している。
第1次抽選販売では、1人あたりの抽選申込および当選チケットの枚数には上限を設けている。1セッションにおける申込上限枚数は2~8枚まで。1回の申込における当選枚数は最大30枚まで。
また、多くの人にチケットの当選機会が広がるよう、申込時に希望した席種の抽選結果が「落選」となっても、一つ下の席種のチケットが販売定数に達していない場合に、そのチケットを抽選対象とする「カスケードサービス」、抽選申込時に、第2希望の申込が可能な「第2希望選択サービス」も設ける。
抽選結果は、10月2日に申込者宛に抽選結果を通知する予定。支払いは、Visa決済またはコンビニエンスストアでの現金決済(手数料税込432円 / 件、税込30万円未満の支払いに限る)が可能とのこと。
チケットは、公式チケット販売チャネル(公式チケット販売サイト、公式チケット販売所、公式チケット販売事業者)で購入したチケットのみ有効。非公式チャネルで購入されたチケットで会場に入場することは不可。