「ミス・グランド・ジャパン2019 FINAL」が16日、神奈川の横浜関内ホールで行われ、青森県出身で会社員の湊谷亜斗林(みなとや あどりん)さん(24歳)がグランプリに輝いた。
10月25日にベネズエラで開催されるミス・グランド・インターナショナル世界大会への出場権をめぐり、日本代表を選出する「ミス・グランド・ジャパン2019 FINAL」。この日は書類審査・面接審査・セミファイナルを経て選出された17人と、地方大会を勝ち抜いた各県代表の16人を加えた33人から選ばれた26人が登場し、水着審査、ウォーキング審査、イブニングガウン審査、スピーチ審査が行われ、青森県出身で会社員の湊谷亜斗林さん(24歳)が見事にグランプリを獲得した。
自分の名前を呼ばれて、信じられないといった表情を見せた湊谷さんだったが、周囲のファイナリストから祝福を受けてようやく実感が湧いたようで、「とってもうれしいです。本当にありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。同コンテストは「平和」をスローガンに掲げているコンテストであることから、「私が伝えたい平和を、日本や世界へ必ず伝え、世界が平和になることを伝えていこうと思います」と意欲を見せて、「世界大会では5位以上、1位になりたいと思います」と意気込んだ。
イベント後には報道陣の取材に応じた湊谷さん。「絶対に残れないと思ったので、名前を読んでいだたいて正直びっくりしました」と告白。湊谷さんは都内のアプリ制作会社で広報として勤務している社会人で、父はベルギー人、母は日本人というハーフ美女。世界大会では日本の裏側となるベネズエラで行われ、「日本の反対側に行ったことはありませんが、父がベルギー人で世界中にも親戚がいますから、応援に来て欲しいと伝えて日本を1位の座にしたいと思います」と話していた。
日本代表となったグランプリの湊谷さんは、BEST IN EVENING GOWNとダブル受賞。グランプリ以外では2位に神奈川県出身で会社員の板垣黛奈さん(26歳)、3位に神奈川県出身でモデル&コンパニオンの大森美穂さん(26歳)、4位に栃木県出身で看護師の関根穂之美さん(25歳)、5位に大阪府出身でモデルの谷口雛さん(23歳)が獲得。板垣さんはPEOPLE’S CHOICE AWARD、大森さんはMISS CONGENIALITY、関根さんはBEST IN SWIMWEARのダブル受賞で、BEST IN SOCIAL MEDIAには東京都出身でショーダンサーの松村奈緒さん(25歳)が選ばれた。
また、同コンテストでは「ミス・ユニバーシティー2019」も同時開催。3位に栃木県出身で大妻女子大学の高橋千晶さん(19歳)、2位に長崎県出身で活水女子大学の森亜夕海さん(20歳)、グランプリには滋賀県出身で立命館大学の長澤佳凛さん(19歳)がそれぞれ選ばれた。