【2020年】子ども用歯磨き粉おすすめ11選|ミニサイズやオーガニックも!

【この記事のエキスパート】

医療系Webライター:影向 美樹

医療系Webライター:影向 美樹

歯科医師免許取得後、横浜・京都の歯科医院にて10年ほど歯科医として勤務。現在は歯科分野を中心とした医療系Webライターとして活動中。

一般向けの情報記事や歯科医師の仕事・転職に関する記事などを執筆。
また歯科医院ホームページのコンテンツ内における文章作成や院内にて配布するニュースレターの作成も手掛ける。プライベートでは一児の母。


子どもの歯は虫歯になりやすく、歯が生えはじめたら歯磨きをスタートしたいものです。子ども用の歯磨き粉を選ぶときには、フッ素濃度のちがいや研磨剤・発泡剤の配合など気にするポイントがたくさんあります。そんな子ども用歯磨き粉の選び方とおすすめの商品を、医療系Webライターの影向美樹さんにうかがいました。自分の子どもに合う歯磨き粉を購入する参考にしてみてください。

医療系Webライターが教えます!
子ども用の歯磨き粉はどう選ぶ?

医療系Webライターの影向美樹さんに、子ども用の歯磨き粉を選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。子どもに使うといい歯磨き粉をどういう視点で選んでいいかわからない方や、どれを購入しようか迷っている方も参考にしてみてください。

「フッ素配合」の歯磨き粉は、フッ素濃度に注意

【エキスパートのコメント】

「何歳から?」「いつから?」年齢に応じて選ぶ

歯磨き粉に配合されるフッ素(フッ化物)には、歯の表面にあるエナメル質の結晶を強くし、虫歯になりにくくしてくれるといわれています。そのため歯質がやわらかい乳歯や、生えたての未熟な永久歯の虫歯予防に、フッ素配合歯磨き粉はぜひ取り入れたいアイテムのひとつです。

フッ素配合の歯磨き粉は、乳歯の生えはじめ(生後6ヶ月ごろ)からお使いいただけます。ただ使用にあたっては、歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度に注意が必要です。

歯磨き粉のフッ素濃度はppm(1ppm=0.0001%)で表記され、厚生労働省によると、歯が生えはじめるころ~5歳は500ppm、6~14歳は1,000ppmの濃度がよいとされています。

一般的なフッ素配合歯磨き粉(大人向け)のなかには1,000~1,500ppmのものもあるため、15歳未満のお子さまの使用は基本的におすすめできません。

また「フッ素配合」と記載されている子ども用歯磨き粉(ジェル・スプレー)では、100~300ppmとフッ素濃度が低いものも販売されています。ただフッ素濃度が500ppm未満の歯磨き粉については、今のところ明確な虫歯の予防効果は認められていません。子ども用歯磨き粉でフッ素による予防効果を期待したい場合は、上記の濃度を目安にして歯磨き粉を選びましょう。

ライオン歯科材『Check-Up gel(チェックアップ ジェル)』:

出典:Amazon

フレーバーによりフッ素濃度が異なる、子ども用歯磨き粉です。小さな子どもから大人まで使えるものがそろっています。

研磨剤が「無配合」、もしくは「低研磨性」のものを選ぶ

【エキスパートのコメント】

基本的には「研磨剤無配合」を使いましょう

歯磨き粉に含まれる研磨剤(けんまざい)には、歯に付着したプラーク(歯垢)を効率よく落とす効果があります。一方で研磨剤は「磨きすぎてしまう」という点を考えると、歯質のまだやわらかい子どもの歯にはダメージが大きいといえます。そのため、子ども用歯磨き粉は基本的に「研磨剤無配合」のものがおすすめです。

ただ研磨剤が含まれていない歯磨き粉は、「着色汚れが落ちにくい」という欠点もあります。もし日ごろから緑茶や麦茶などを常飲していて歯の着色汚れが気になる場合は、研磨剤の粒子がこまかい「低研磨性」の歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。

泡立ちの少ない子ども用歯磨き粉を選ぶ

【エキスパートのコメント】

うがいの苦手なお子さまには発泡剤無配合を

一般的な歯磨き粉には「発泡剤」という、歯磨き粉を泡立てる成分が配合されています。

発泡剤にはお口全体に成分をいきわたらせやすくするという役割がありますが、使用にあたっては「歯磨き後にしっかり口をゆすぐこと」が前提になっています。そのため、「ブクブクうがい」がじょうずにできないお子さまには、泡立ちのない発泡剤無配合の液体タイプやジェル状タイプの歯磨き粉がおすすめです。

またフッ素配合歯磨き粉を使用する場合にも、歯磨き後に口をゆすぎすぎるとフッ素成分が流れてしまい、予防効果が得られにくくなります。子ども用歯磨き粉はできるだけ泡立ちの少ないものに注目して選んだほうがよいでしょう。

PIGEON(ピジョン)『ジェル状歯みがき ぷちキッズ』:

出典:Amazon

発泡剤無配合の子ども用歯磨き粉。泡立ちがないため、ブクブクうがいができないお子さまに向いています。

大好きなフレーバーで歯磨きを楽しい時間に!

【エキスパートのコメント】

種類豊富なフレーバーで対策を

お子さまの歯磨きに関するお話のなかでよく耳にするのが「歯磨きをいやがる」「歯磨きをさせてくれない」というお悩みです。このようなお悩みの解決に、歯磨き粉のフレーバーを活用する方法があります。

子ども用歯磨き粉にはイチゴやグレープ、ピーチ、ソーダなど、毎日の歯磨きが楽しみになるフレーバーが数多く取りそろえてあります。歯科医院でもさまざまなフレーバーの歯磨き粉を用意しておき、子どもたちが歯医者さんに通院するのが楽しくなる工夫を行なっています。

歯磨きギライのお子さまの場合、「虫歯にしたくないから」と歯磨きを無理強いするのはかえって逆効果となるため注意が必要です。好きなフレーバーを一緒に探してみたり、あるいは数種類のフレーバーの中からその日の気分で選んでみたりなど、「親子で楽しむ歯磨きタイム」にしていきましょう。

オーラルケア『ホームジェル』:

出典:Amazon

ミント、レッドベリー、オレンジ、グレープ、バブルガムと珍しいフレーバーもある子ども用歯磨き粉。ノーフレーバーもあるのがうれしいですね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)