タレントの彦摩呂が、14日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、グルメリポートの代表的なフレーズとなっている「宝石箱や~!」の誕生秘話を明かした。
お笑いコンビ・ホンジャマカの石塚英彦、タレントの内山信二と共に食リポの話題で盛り上がる中、「B級グルメは目を開く、高級グルメは目を閉じる」と自身のテクニックを披露して2人を感心させた彦摩呂。
何かに例えながら味の感想を伝える“彦摩呂語録”は、今ではお馴染みとなっているが、「(食リポの仕事を)サラッとやってたんやけども、自分のVTRを観た時に『“爪痕”を残せていない。個性がない』と悩んでる時期があって」と当時を振り返った。
ちょうどその頃に北海道でグルメロケがあり、「海鮮丼が出た時に、刺し身が新鮮でキラッキラに光ってるのを見て、『うわ! 海の宝石箱や~!』って言うて」。しかしこの時点では「食べ物を他のものに例えたらカットやな」と思っていたが、放送を見るとテロップ付きで使われていたという。
「そこをきっかけに、いろんなことに例えるようになって、みんなが『宝石箱』と覚えてくれるようになった」と彦摩呂。これを聞いた石塚が「努力幅だよね」と褒めつつ、「この前、福井だっけな。サインに『宝石箱や』って書いた」「『あー! いつものやつ!』って(言われた)」と正直に打ち明けると、彦摩呂は手を叩いて喜びながら、「みんなで使おう」と“宝石箱や~!”の共有を勧めていた。