東京で食べられる「天使の涙」って? 水信玄餅との違い

「水信玄餅に興味はあるけれど、山梨まで行けない」という人も、まだがっかりするのは早いかもしれません。実は、東京都の表参道にオープンした「味甘CLUB(みかんクラブ)」の提供する「天使の涙」という和菓子が、水信玄餅そっくりだと話題になっているのです!

天使の涙を見てみると、たしかに“水を閉じ込めたような透明感”や、ぷるんと丸い見た目が水信玄餅に似ているのがわかります。

水信玄餅を食べるのには山梨にまで足を運ばなければいけませんが、天使の涙は表参道駅から徒歩10分の場所にあるため、東京近郊に住んでいる人にとってはアクセスもいいです。

この天使の涙は、見た目に加えて、きなこと黒蜜をつけて食べるという点も、水信玄餅と同じ。表参道ならば気軽に行けるという方は、まずはこちらを先に食べてみてもいいでしょう。

見た目は似ていても食感は別物!

寒天、水、砂糖だけで作られており、かつきなこと黒蜜をつけて食べる――というと、「ほとんど同じ商品なのでは? 」と思う方もいるかもしれません。

しかし、2つにはちょっとした違いもあります。すでにどちらも食べたことがあるという人は気付くそうですが、2つは「食感」が少し異なります。口に入れるとスッと溶けてしまうようになくなる水信玄餅に対し、天使の涙は少し弾力があるのです。

なにも、どちらか1つを選ぶ必要はありません。その時々のスケジュールに合わせて、水信玄餅か天使の涙、どちらか気になった方に行ってみて、余裕があれば後日もう片方も食べに行き、その違いを感じてみるのも楽しみ方の1つです。

天使の涙(1個700円)と天使の涙セット(1,000円)、どっちを選ぶ?

味甘CLUBは、さすがに表参道の人気カフェが並ぶ裏参道ガーデンの中にあるため、値段設定は本場の水信玄餅と比較すると少々高め。天使の涙だけを注文するなら1個700円、そこに緑茶や玄米茶などを付けた「天使の涙セット」を注文するなら、1,000円となります。

ただ、山梨まで行く交通費を考えたら、そこまで気にする差額でもなさそうです。また、味甘CLUBでは天使の涙以外にも、おしるこやお団子などのスイーツを楽しめます。お団子を注文すると自分で七輪で焼いて食べられるというユニークなサービスもあるため、表参道に立ち寄った時には足を運んでみてはいかがでしょう。

【注意】天使の涙も数量限定!

しかし、残念ながら味甘CLUBに足を運んだらいつでも天使の涙が食べられるというわけではありません。水信玄餅と同様に、天使の涙も数量限定での販売となります。味甘CLUBのオープン時間は11時なので、どうしても食べたいという人は、なるべく早めにスタンバイしておくのがいいでしょう。

ちなみに味甘CLUBでは平日でも天使の涙を販売しているため、比較的お店の中に入りやすい平日が狙い目です。

◆店舗情報
お店:味甘CLUB
住所:東京都渋谷区神宮前4-15-2裏参道ガーデン 1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
ホームページはコチラ

「水信玄餅」と「天使の涙」、どっちが気になる?

以上、山梨の銘菓「水信玄餅」と、表参道で食べられる「天使の涙」について紹介しました。

どちらも数量限定の発売で、かつ人気の商品であるために、なかなか実際に食べるまでのハードルが高い商品ではありますが、それでもぜひ味わってみたいスイーツです。その場所に行かないと食べられない、不思議な食感のスイーツ。ぜひ、予定を合わせて食べに行ってみてはいかがでしょうか。