阪堺電気軌道は7月20日にダイヤ改正を実施する。平日夕方時間帯の堺市内方面の利便性向上を図るなど、実態に即した変更を行う。

  • 阪堺電気軌道が7月20日にダイヤ改正を実施

平日朝ラッシュ時間帯は、浜寺駅前発天王寺駅前行を1本増発。7~9時台の本数を現行の12本から13本に増やす。また、堺市の支援で実施している均一運賃や高齢者割引などの効果もあり、天王寺駅前~浜寺駅前間の利用が増加傾向にあることから、平日夕方時間帯の天王寺駅前発我孫子道行の一部を浜寺駅前行に区間延長し、浜寺駅前行を2本増発。17時から20時までの間に運行される天王寺駅前発浜寺駅前行を現行の15本から17本に増やす。このうち17~19時の間、浜寺駅前行が10分間隔の運行となる。

一方、阪堺線の大阪市内区間では、交通量調査などの結果をもとに、利用状況に応じた運行本数・時刻への変更を実施。10~16時の昼間時間帯の運行間隔を現行の12~24分間隔から24分間隔に改める。夕方時間帯における我孫子道での恵美須町方面から堺市内方面への接続時間の改善も図る。

終電車は繰上げとなり、我孫子道発時刻を現行の22時45分から22時4分、恵美須町発時刻を現行の23時12分から22時29分にそれぞれ変更する。