• ガンバレルーヤ

■「2人だと一番面白い」と言われたい

――あらためて、お互いの尊敬しているところを教えてください。

よしこ:お笑いの才能です。勘が鋭いですし、ネタを作る上でも面白いボケはまーちゃんから出てきますし。私はけっこうポンコツというか、方程式とかあまりわかっていないので、まーちゃんに教えてもらったりもして、めちゃくちゃ助けられています。努力ももちろんだと思いますが、天性の才能があるんだろうなってうらやましく思っています。

まひる:よっちゃんがガンバレルーヤの顔として先陣切ってくれて、そこに私がついていっている。突破口を開いてくれているのは全部よっちゃんで、私にはそれはできない。よっちゃんがお休みして私1人で活動したときに、1人じゃなにもできない、よっちゃんがいないとダメだって実感しました。私にないものを持っているから、すごい尊敬しています。

よしこ:でも顔ばっかりで……。

――今の芸風に関して悩みがあるのでしょうか。

よしこ:めちゃくちゃあります。顔は1つの武器としてありがたいと思うんですけど、顔だけではやっていけないと思うので。こういう見た目ですし、しゃべれる人だと思われるんですけど、実はしゃべりは苦手で。そこをもっと鍛えないといけないなと思っています。

まひる:私なんかなんもないので、(鍛えたいのは)全部です。よっちゃんは褒めてくれますが、褒めて私を成長させようとしてくれているんです。よっちゃんが頑張ってくれているから、私がもっと頑張ったらガンバレルーヤとしてさらにステップアップできるんじゃないかなって。これからのガンバレルーヤは私次第でダメにもなるし良くもなると思っているので頑張りたいです。

――まひるさんは特にどのようなところを磨きたいと考えているんですか?

まひる:まだこれっていうのがなくて。よっちゃんだったら女優さんのものまねとか、「クソがー!」とかありますけど、私はキャッチーなフレーズもないので模索中です。今はいつもよっちゃんにパスをもらってやっているので、自分でも発動できるようにならなきゃなって。そして、よっちゃんだけ、私だけ、ではなく2人だと一番面白いと思われるようになりたいです。

――コンビとしての目標に掲げているものはありますか?

よしこ:冠番組ですかね。テレビもラジオもやりたいです!

まひる:ラジオは表情が伝わらず言葉だけ。私たち見た目に頼りすぎている部分がありますが、ラジオは話芸が試される。そういった意味でも、ラジオで冠を持てるくらいのトーク力や見た目に頼らない笑いに憧れています。

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■単独ライブで“テレビで話せない話”を

――6月9日には3度目となる東京での単独ライブ「ブイッ 3」(ヨシモト∞ホール)が開催されますが、どのようなライブになりそうですか?

よしこ:ネタとトークの両方です。

まひる:これまでの2回はネタだけだったんですけど、今回はネタとトークを半々くらいにする予定です。

――変えた理由は?

まひる:単純にトークもしたいなって。あと、最近どうしてもみなさんに聞いてほしい出来事が起きて、テレビでは話せないような話なので単独ライブで聞いていただこうと思ったんです。

――“テレビでは話せない話”って気になります!

まひる:そんなに期待されちゃうと(笑)

よしこ:ラフな感じですよ! ハードルは下げておいてください(笑)。でも、私たちが本当に面白いと思っていることをやるので、見に来ていただけたらうれしいです。

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■プロフィール
ガンバレルーヤ
よしこ(1990年10月24日生まれ、愛知県出身)とまひる(1993年8月30日生まれ、鳥取県出身)によるお笑いコンビ。ともにNSC大阪校35期で、2012年6月12日にコンビ結成。『内村てらす』(日本テレビ)のレギュラー出演をきっかけに2017年5月に東京進出し、全国区の人気者に。大阪時代から同居を続けている仲良しコンビとしても知られている。