養老鉄道は近鉄1600系のデビュー当時を再現した「センロク塗装」で運行中の600系D04編成の車体塗装を今月の車両定期検査に合わせて変更する。6月8日から同編成に記念ヘッドマークを掲出し、あわせて記念乗車券も販売された。

  • 「センロク塗装」を施した養老鉄道のD04編成(604・504)

  • 車体前面に記念ヘッドマークが掲げられた

「センロク塗装」は昭和30年代に近鉄の高性能車標準色として使用され、1600系などに施されたことからその名で呼ばれるという。養老鉄道600系は1600系を改造した車両であり、2014年からD04編成に復刻して運行していたが、今月に予定される車両定期検査に合わせ、「センロク塗装」での運行を終了することになった。

6月8日からD04編成に掲出された記念ヘッドマークは「センロクのロゴマークと同じデザイン」とのこと。掲出期間は6月19日までを予定している。

  • 記念ヘッドマークのデザインイメージ

  • 「さよならセンロク塗装記念乗車券セット」イメージ

「さよならセンロク塗装記念乗車券セット」は大垣駅・揖斐駅・西大垣駅・養老駅・駒野駅・多度駅・下深谷駅および各種イベントにて、合計350セットの販売とされた。乗車券4枚のセットで、「センロク」にちなみ、合計額1,600円となっている。