東京2020組織委員会は5月30日、東京2020公式ライセンス商品「伝統工芸品コレクション」の第2弾を発売する。

  • 伝統工芸品コレクション第2弾の商品ラインナップ

「伝統工芸品コレクション」は、日本各地の伝統的な技術を用いて作られた東京2020×伝統工芸品の公式ライセンス商品。経済産業大臣の指定を受けた「伝統的工芸品」、都道府県・自治体が指定した「伝統工芸品」、これらの技術や文化を継承している「地域特産品」が対象となっている。

このほど同プログラム第2弾商品として展開されるのは、秋田県、福島県、東京都、神奈川県、石川県、京都府、香川県の伝統工芸11品目21商品。

秋田県の伝統的工芸品は樺細工。山桜の樹皮(樺)が持つ独特の美しい光沢を生かした「樺細工 ブローチ(東京2020オリンピックエンブレム クロッピング)」、「樺細工 ブローチ(東京2020パラリンピックエンブレム クロッピング)」(各3,780円)を販売する。

福島県の伝統的工芸品は会津木綿。会津木綿の高級感ある風合いをそのままに、オリンピックのイメージを表現した「会津木綿 ストール(東京2020オリンピックエンブレム)」「会津木綿 ストール(東京2020パラリンピックエンブレム)」(各8,964円)を展開。

もうひとつ、福島県では赤ベコも伝統的工芸品に指定されている。今回販売するのは、「赤ベコ パールインディゴ(東京2020オリンピックエンブレム)」「赤ベコ パールレッド(東京2020パラリンピックエンブレム)」(各3,240円)の2種。ひとつひとつ、職人の手張りと手書きで仕上げたという。

東京都の伝統工芸品は東京籐工芸。籐のもつしなやかな曲線と手漉きの和紙を生かしたうちわ「籐うちわ(東京2020オリンピックエンブレム Go For2020! Graphics〜Hanabi〜)」(1万1,664円)を販売する。

東京都はそのほか、伝統工芸品の東京本染浴衣も展開する。「東京本染浴衣 黒紬 東京2020オリンピックエンブレム」「東京本染浴衣 黒紬 東京2020パラリンピックエンブレム」(各10万8,000円)は、黒と白の縦縞が映える男性用の浴衣。

「東京本染浴衣 白地七宝(東京2020オリンピックエンブレム)」「東京本染浴衣 白地七宝(東京2020パラリンピックエンブレム)」(各10万8,000円)は、縁起の良い絵柄として親しまれてきた「七宝繋ぎ」という伝統の紋様を用いた浴衣。黒紬・白地七宝とも、それぞれ右すそに東京2020オリンピック(パラリンピック)エンブレムが施されている。

神奈川県の伝統的工芸品は鎌倉彫。力強く立体感のある木彫り漆塗りで組市松紋様のオリンピックエンブレムを表現した「鎌倉彫 9寸丸盆(東京2020オリンピックエンブレム)」(4万9,680円)を販売する。

石川県の希少伝統的工芸品は太鼓。革面に大きくオリンピックエンブレムを施した「飾り太鼓(東京2020オリンピックエンブレム)」「飾り太鼓(東京2020パラリンピックエンブレム)」(各9万5,040円)を取りそろえる。

京都府の伝統的工芸品は、「京黒紋付染」「京友禅」「西陣織」の3種。京黒紋付染は、「手ぬぐい(東京2020オリンピックエンブレム)」(4,104円)と、ミライトワをデザインした「テーブルのれん」(東京2020オリンピックマスコット)」(4,860円)、「筆入れ」(東京2020オリンピックエンブレム)」(4,860円)を用意している。

京友禅は、伝統的な色を使用した東京2020オリンピックエンブレムデザインの「京友禅 折本(紅)」「京友禅 折本(紺)」(各4,320円)をラインナップ。

西陣織の商品は、「風呂敷(東京2020オリンピックエンブレム)」(1万9,440円)。西陣織の風呂敷に祝祭感のあるオリンピックモチーフをデザインした。

香川県の伝統的工芸品は庵治産地石製品。オリンピックエンブレムをあしらった「庵治産地石製品 ペーパーウェイト」(東京2020オリンピックエンブレム)」(6,480円)を販売する。

同コレクションは、東京2020オフィシャルオンラインショップのほか、技わざオンラインショップ(東京本染浴衣以外)でも販売する。樺細工・会津木綿・赤ベコは、東京2020オフィシャルショップ 仙台店・福島店・新宿西口店、京黒紋付染は「東京2020オフィシャルショップ 京都店」でも取り扱う。

「東京2020オフィシャルショップ 京都店」は、同商品の販売開始日と同じ5月30日にビックカメラJR京都駅店2Fにオープンする。

※価格はすべて税込