タレントのマルシアが、22日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演し、『新春かくし芸大会』でブチギレた過去を振り返った。

  • 『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に出演するマルシア=フジテレビ提供

マルシアにとって『かくし芸大会』は「もうお金(出演料)とかの問題じゃなくて、私にとっては命よりも…」というほど入れ込んでいた番組。2001年に披露した演目「東京サルサ」は、血のにじむような練習を経て、ほぼ完璧に近いパフォーマンスを披露し、高得点が期待されたが、得点は50点満点中44点にとどまった。

この結果にマルシアはブチギレてしまい、そのままスタジオを飛び出してしまうという『かくし芸大会』47年の歴史に残る事件に。『梅ズバ』のスタジオでも「全く納得いかない」「舐められてたんだよ」と、18年が経っても再び怒りが沸いてきた様子だ。

そんな中、スタジオに当時審査員だった作家の家田荘子氏が登場し、マルシアと対面。家田氏が低得点だった理由を「地味なんですよ」とぶっちゃけ、一触即発と思いきや、マルシアは「だから私が悪くなくて、だれが悪いかって言うとスタッフよ!」「派手なんだけど審査員にとってはそれが厳しく見えないわけ」と納得した。

家田氏によると、マルシアはスタジオを飛び出した後、審査員席に来て謝罪したそうだが、それすら忘れていたマルシアは「確かに失礼なことしまして…」と反省。「それから私、本当どの番組出ても、キレるように言われてる」と打ち明けてスタジオを笑わせながら、この事件は「和解ってことで、ありがとうございます」と、家田氏と握手を交わして怒りに終止符を打った。

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