現在公開中の映画『映画 賭ケグルイ』の大ヒット御礼舞台あいさつが9日、都内で行われ、浜辺美波、福原遥、伊藤万理華に出席した。

『映画 賭ケグルイ』の大ヒット御礼舞台に出席した伊藤万理華、浜辺美波、福原遥(左から)

5月2日から公開されて大ヒットを記録している『映画 賭ケグルイ』。この日は大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、主演の浜辺美波らが登壇した。主人公の蛇喰夢子を演じた浜辺は「お友だちが見に行ってくれたみたいで、みんなの豹変ぶりが怖かったという連絡がありました。見てくれて本当にうれしいなって思いました」と笑顔。蛇喰夢子を演じる上で意識したことを「夢子は何を考えているのか分からないし、なぜ学園に来たのかも明かされていません。彼女の生活感や考え方とか、何をしでかすか、というのを大事にしたかったし、皆さんに彼女の危うさを感じていただきたかったので、そういうことをひた隠してあえて考えないように演じました」と役作りについて語った。

また、本作から加わった福原と伊藤については「辛いぐらい(笑)。どっちも大好きなキャラクターで、『賭ケグルイ』の世界の中にいそうなキャラクターを作り上げてくれたし、映画の見どころの一つにもなっているので是非注目して欲しいですね。激辛ぐらいですね。ピリピリきます」と称賛した。

本作に出演する前からドラマ版を見ていたという福原は「現場にいると『本物がいる!』と思いました。お芝居を一緒にやっていく中で、本当の危うさだったり『賭け狂いましょう!』というセリフを目の前で受けて鳥肌が立ちました」と振り返り、一方の伊藤は初めて浜辺と会った時のことを「楽屋だったんですけど、眠っていたからそっとしていました(笑)」と暴露。撮影の合間で浜辺はよく寝ていたらしく、浜辺は「私だけじゃなくてみんながウトウトしていたところを見ましたよ」と必死に言い訳をするも「『賭ケグルイ』の現場は落ち着いて寝れちゃうんです。結構ウトウトじゃなくて爆睡(笑)。熟睡してた感じはありますね。夢見ちゃうレベルです(笑)」と笑いを誘っていた。

河本ほむら・尚村透による人気同名コミックを実写映画化した本作。ドラマのシーズン1、シーズン2を経て、オリジナルストーリーでの映画化となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺)と、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田)の対決が望まれる中、学園内では"非ギャンブル、生徒会への不服従"を掲げる白装束集団・ヴィレッジが台頭する。