女優の上白石萌歌が、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜20:00~)に出演することが決定し24日、東京・渋谷の同局で行われた取材会に出席。日本人女性初の五輪金メダリスト役で、7キロ増量したことを明かした。
宮藤官九郎が脚本を手掛ける同作は、日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から1964年の東京五輪までの“知られざるオリンピックの歴史”を描く物語。
上白石は、阿部サダヲ演じる日本水泳の礎を築いた田畑政治が主人公となる第25回からの第2部で、1936年のベルリンオリンピックで日本人女性初の金メダリストに輝いた水泳選手・前畑秀子を演じる。
会見では、「前畑さんといったら誰しもご存じの女性で、日本人初の女性の金メダリストということで、3カ月前からトレーニングをして、体型に説得力を与えるために7キロくらい増量したり、トレーニングを重ねて、心も体も本人に近づけるようにしました」と役作りで7キロ増量したことを告白。
さらに、「水中のトレーニングだけでなく陸のトレーニングも同時進行でやっていて、水中トレーニングのあとに陸上の筋トレを続けてやった日は、全身筋肉痛になって歩けなくなったくらい。頑張って増量したり、日サロ(日焼けサロン)に行ったりして、なるべく前畑さんを嘘なく生きられるように努力しました」と明かした。
上白石のほか、斎藤工、林遣都、三浦貴大、大東駿介、皆川猿時、トータス松本の出演も発表され、主演の阿部とともに会見に登場した。