俳優の小池徹平と三浦春馬が15日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の囲み取材に、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた、演出・振付のジェリー・ミッチェルとともに出席。三浦は、再びのドラァグクイーン役で美を追求したと明かした。

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    前列左からソニン、ジェリー・ミッチェル、小池徹平、三浦春馬、玉置成実、後列左からひのあらた、勝矢

2016年に小池と三浦のW主演で初演。連日スタンディングオベーションの盛り上がりを見せた『キンキーブーツ』が3年ぶりに帰って来た。経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役の小池、ドラァグクイーン・ローラ役を三浦をはじめ、主要キャスト続投で再集結した。

三浦は「素晴らしい稽古ができたと思います。一度やっているので、みんなのチームワークそのままに、今回はそれぞれが3年間成長してきたので、それをみんなでシェアしながら練習できたかなと思っています」と手応え。

小池も「本当に3年たったんだっていうくらい、みんなの顔を見たときにすごく安心感のあるカンパニーたちなので、『キンキブーツ』が動き出すのをみんな心待ちにしていたと思う。すごいまとまっていて、より絆が深まって、ようやくみなさんに見ていただけるので楽しみです」とうれしそうに話した。

ドラァグクイーン役の三浦は、体のラインがあらわなセクシーな女装を披露。再演ということで堂々とした様子で、報道陣から「慣れた?」と聞かれると、「ですかね」と笑い、「やはり喜びがありますし、誇りにも思います。その思いがどっかしら現れているんですかね」と語った。

また、今回の体作りについて「半年前から計画的に作ってきました」と明かし、「以前は、筋肉質な大きな体を目指していたんです。美しい肉体も必要不可欠だと思っていたので大きくしていたんですけど、今回は美を追求したというか、曲線をきれいに見せるための体作りをしてきたつもりです」と前回とは違うアプローチをしたと説明し、その仕上がりにジェリー・ミッチェルは「エクセレント!」と絶賛した。

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、東京公演は4月16日~5月12日に東急シアターオーブにて、大阪公演は5月19日~5月28日にオリックス劇場にて上演。

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