2019年4月19日に全国公開を控えている『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』の完成披露上映会が、4月5日(金)に有楽町朝日ホールにて開催された。
2015年から続いている「響け!ユーフォニアム」シリーズの完全新作となる本作は、黄前久美子らが2年生に進級し、新たに1年生キャラクターを加えた“新生”北宇治高校吹奏楽部が、全国大会金賞を目指すストーリーとなっている。
上映前の舞台挨拶では、黄前久美子役の黒沢ともよ、加藤葉月役の朝井彩加、高坂麗奈役の安済知佳、塚本秀一役の石谷春貴、石原立也監督に加え、新1年生キャストとなる久石奏役の雨宮天、鈴木美玲役の七瀬彩夏、鈴木さつき役の久野美咲、月永求役の土屋神葉が登場し、劇場公開を間近に控え、本作の見所や作品への想いを語った。
ステージ中のコーナーにおいては、それぞれが本作の見どころをパネルに書いてトークを展開。キャラクターたちの成長や努力に焦点を当てた回答や、演奏のシーンに注目してほしいという回答、そして石原監督からは「青春の犇めき(ひしめき)」という言葉とともに本作の魅力が語られ、それぞれが考える作品の魅力が様々な角度から語られ、会場を大いに盛り上げた。
そして最後の挨拶では、黄前久美子役の黒沢ともよが、「群像劇になっていますので、どなたに観て頂いても、自分を重ねられるキャラクターを見つけて頂けるんじゃないかなと思っています。4月、新しい環境になって、つらいことがあったり、わからないことがあったりしたときに、是非この映画を見ていただいて日々の活力にしていただければと思います。そしてその結果、私達が3年生・2年生になれる日がきたらいいなと、気が早いかもしれないのですが思っておりますのでどうぞ皆さん私達を次の大会にも連れて行ってください!」とコメントし、イベントを締めくくった。
『劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~』は、2019年4月19日より全国ロードショー。各詳細は公式サイトにて。
(C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会