マイボイスコムは4月8日、第3回「モバイル決済」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2019年2月1~5日で、有効回答は10~70代の個人10,099人。

  • 直近1年間に利用したスマホ決済アプリ・サービス

    直近1年間に利用したスマホ決済アプリ・サービス

直近1年間の商品・サービス(ネットショッピング除く)の代金の支払い方法を聞くと、「現金」が最も多く88.4%。以下、「クレジットカード決済」が68.8%、「電子マネー」が50.6%と続き、クレジットカード・電子マネーで支払った人は全体の8割弱を占めた。

直近1年間の代金支払い・決済時(ネットショッピング含む)にスマホ決済アプリ・サービスを利用した人は全体の2割で、スマホを主に利用している人では3割となった。

直近1年間に利用したスマホ決済アプリ・サービスを尋ねると、「おサイフケータイ」が6.0%、「楽天ペイ」が4.9%、「PayPay」「d払い」「モバイルSuicaアプリ」「Apple Pay」「LINE Pay」などが各3~4%との結果に。詳細をみると、「LINE Pay」「Apple Pay」などは10・20代、「おサイフケータイ」は男性40~70代、「楽天ペイ」は男性30代で高くなっていた。

直近1年間に代金をスマートフォン等のアプリ・機能で支払った店・場所は、「コンビニエンスストア」が圧倒的に多く69.4%。次いで「スーパー」「ドラッグストア」「家電量販店」「ネットショッピング、ネット上のサービス利用」などが各2~3割となった。

スマホ決済アプリ・サービスの利用意向は21.7%で、男性や若年層での割合が高く、男性10・20代では4割強を占めた。一方、非利用意向は51.6%で、男性60・70代、女性50代以上などの高年代層では6~7割にのぼった。