アスマークは3月12日、「SNS疲れに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は1月29日~31日、同社運営の「D style web」に登録する20~69歳のアンケートモニター会員1,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • SNSによる「疲れ」を感じたことがあるか

    SNSによる「疲れ」を感じたことがあるか

はじめに、過去にSNSアカウントを保有し、投稿もしくは閲覧を週に1回以上していたことのある全調査対象者(1,000名)に対し、SNSによる「疲れ」を感じたことがあるか尋ねたところ、42.7%が「ある」と回答。特に、20代女性は65.0%と高い割合を示した。

  • SNS疲れの経験(サービス別)

    SNS疲れの経験(サービス別)

続いて、サービス別にSNS疲れの割合を調べたところ、「Facebook」(42.5%)や「LinkedIn」(42.1%)など、職場の人との交流が含まれるツールにおいては「SNS疲れ」を感じたことのある割合が高かった。

一方、「TikTok」(25.8%)や「Instagram」(27.8%)など、匿名性や娯楽性の高いツールでは、低い傾向に。なお、20代女性については、全ツールにおいて約半数がSNS疲れを感じていることが明らかとなった。

さらに、「SNS疲れ」を感じたことのある人(427名)に対し、SNS疲れで利用をやめた・退会したことのあるサービスを教えてもらったところ、「Facebook」(12.2%)や「LINE」(9.1%)、「mixi」(7.3%)が多く、全体の30.4%がSNS疲れで何かしらのSNSの「利用中止/退会を経験した」ことが明らかに。「疲れを感じたことがあっても、退会はしない」という人は69.6%だった。