平成筑豊鉄道は1日、「平成から令和へ」記念1日フリー乗車券を4月中旬から発売するとともに、ヘッドマーク付き列車を運行すると発表した。平成最後の日に乗車すると乗車証明書が発行され、金田駅窓口で手書きの補充券に特別証明スタンプの押印も行われる。

  • 平成筑豊鉄道は1989(平成元)年10月1日に開業した第三セクター鉄道

「平成から令和へ」記念1日フリー乗車券はA4(三つ折り)サイズで、4月中旬から10月31日まで金田駅のみで発売(売り切れ次第終了)。1日乗り放題で1,000円、発売枚数は平成筑豊鉄道の開業日である10月1日に合わせて1,001枚となる。有効期間は2019年10月31日までの任意の1日だが、希望により有効日を「平成31年4月30日」または「令和元年5月1日」の日付で押印して発売する。

平成最後の日となる4月30日は始発列車から最終列車まで、乗務員に申し出た乗客に乗車証明書を無料で配布。金田駅窓口では、手書き補充券を10時から18時30分まで臨時発売(13~14時は休憩)し、特別証明スタンプを4月30日の発行日付で押印する。

運行時刻が平成から令和の日付をまたぐ唯一の列車である行橋駅23時53分発、犀川駅行の最終列車(447D)にヘッドマークを取り付け、列車内で車掌によるカウントダウン放送を実施し、限定乗車証明書も発行。また、開業当初のカラーを施した412号車の前後にヘッドマークを取り付け、4月中旬から運行予定となった。運行時刻は事前にHPで告知する。