英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(以下、THE)は3月27日、ベネッセグループの協力の下でまとめた「THE世界大学ランキング日本版2019」を発表した。

  • THE世界大学ランキング日本版2019

同ランキングは今回で3回目の発表となり、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が現れるように、大学の「教育力」を測る設計となっている。ランキング指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成され、学生の学びの質や成長性に焦点を当てたという。

総合ランキングは、「京都大学」(スコア(以下同)82.0)が2年連続で1位。以下、2位「東京大学」(81.9)、3位「東北大学」(80.2)、4位「九州大学」(79.5)、5位は同率で「北海道大学」と「名古屋大学」(各79.3)、7位「東京工業大学」(79.0)、8位「大阪大学」(77.9)、9位「筑波大学」(77.5)、10位「国際教養大学」(77.5)と続いた。

分野別ランキングは、「教育リソース」で東京大学が昨年に続き1位、「教育充実度」で国際教養大学が同じく昨年に続き1位、「教育成果」で京都大学が昨年の2位からランクを上げ1位に、「国際性」で国際教養大学が昨年に続き1位にランクインした。