JR東日本は15日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)の開催500日前を迎えた3月12日を機に、ラッピングトレインの運行など気運醸成に向けた取組みを実施すると発表した。

  • ラッピングを施した東北新幹線E5系イメージ(JR東日本提供)

  • 東北新幹線E5系のラッピングイメージ(JR東日本提供)

ラッピングトレインは東京2020大会の開催500日前にあたり、復興に向けて歩みを続ける東北を後押しする企画として、東北新幹線E5系に東京2020大会マスコットの特別車体ラッピングを実施。大会開催の2年前のタイミングに実施した大会マスコットの山手線への特別車体ラッピングについて、大会会場最寄り駅を走行するおもな線区にも拡大して実施される。

ラッピングトレインの予定実施線区と期間は、東北新幹線(E5系)が3月下旬から4月下旬まで、山手線、京浜東北・根岸線、中央快速線・中央本線・青梅線、中央・総武線各駅停車、埼京線・川越線、京葉線が3月17日から4月14日まで。実施編成数は、東北新幹線がE5系1編成(1・10号車のみ実施)、その他の列車は各線区1編成(全車両)とされている。

  • 山手線などのラッピングイメージ(JR東日本提供)

3月24日以降、JR東日本管内にて、新テレビCM「『さあ、いっしょに未来へ走りましょう。』編」も放映。東京2020大会の輸送を担うJR東日本が、観客やアスリート、東北をはじめとした地域住民とともに東京2020大会を盛り上げ、その先の未来にむけて走っていく内容になっているという。