江崎グリコは3月14日、「老後と健康に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月26日~27日、全国の20~60代の男女600名(各世代120名ずつ)を対象に、インターネットで行われた。

  • 老後の生活で不安なこと・心配なこと

    老後の生活で不安なこと・心配なこと

老後の生活にどのような不安や心配なことがあるか尋ねたところ、「生活資金の不足」(88.8%)や「体の健康面」(78.2%)に回答が集中した。

そこで、医療や介護に依存しないで健康的な生活ができる期間「健康寿命」という言葉を知っているか聞いたところ、その認知度は71.8%という結果に。また、生涯における不健康な期間(医療や介護に依存)が約10年間あることについては、半数以上の人が「知らない」(56%)と回答した。

  • 老後の生活で必要な生涯医療費

    老後の生活で必要な生涯医療費

続いて、老後の生涯医療費はどれくらい必要だと思うかを聞いたところ、「1,000万円程度」(24%)、「500万円程度」(23%)、「300万円程度」(18.7%)という回答が多く、およそ8割が「1,200万円程度」と想定していることが判明。しかしながら、実際には1,500万円程度必要だと言われていることから、ほとんどの人が想定予算オーバーという結果となった。

  • 最もケアしていきたい体の部分

    最もケアしていきたい体の部分

次に、老後に生活でやりたいことをするのに必要なことを尋ねたところ、「健康的な体」(85.8%)と「お金」(78.3%)が上位に。そこで、体の中で最もケアしていきたいと考えている部位を教えてもらったところ、「脳」(59.8%)が圧倒的に多く、次いで「腸」(11.5%)、「胃」(5.4%)と続いた。