日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)で、女優の永野芽郁を除く生徒役キャストたちがこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は10日に放送される。

  • 菅田将暉(中央左)、永野芽郁(同右)とクランクアップを迎えた「3年A組」のメンバー=日本テレビ提供

生徒たちの最後の撮影となったのは、瓦礫だらけの廊下でのシーン。粉塵まみれになりながら最後の撮影を終え、教室に戻ってきた生徒たちの前に、この日の午前中には収録を終えていた柊一颯を演じる菅田将暉がまさかのサプライズ登場し、生徒たちは一颯先生の突然の登場に仰天した。

約3カ月間の間、撮影の大半を過ごした思い出深い「3年A組」の教室で、菅田やスタッフから花束を渡されると、生徒たちは皆、涙。花束贈呈の後に1人ずつ名前を呼ばれると、教室の黒板に、それぞれの役名が映写機で投影されるという計らいもあり、28人の生徒それぞれがこれまでの撮影を振り返った。

セレモニーの最後には、菅田から「本当に皆さんお疲れさまでした。ドラマの撮影が進むにつれて、生徒の皆さんが、どんどん自信にみなぎっていく姿や過程を見ることができて本当に幸せでした。僕の生徒でいてくれて、そして僕を教師にしてくれて、本当にありがとうございました」と、3日放送の第9話の劇中でも伝えた思いを、再び生徒たちに贈った。

いよいよ迫る最終話。一颯が、一颯を取り巻く人物たちが、立ち向かおうとした相手は誰か。彼が「変わってくれ」と願ったその意味とは何か。これまでの謎がすべて解き明かされ、1つの「目的」に集約されていく…。