俳優の竜星涼が、カンテレ開局60周年特別ドラマ『僕が笑うと』(同局・フジテレビ系、3月26日21:30~)に出演することが22日、明らかになった。

  • 『僕が笑うと』に出演する竜星涼=カンテレ提供

このドラマは、戦時中の大阪を舞台に、5人の孤児を養子として引き取って育てた夫婦を、V6の井ノ原快彦と上戸彩が演じるオリジナル作品。竜星は、植物研究者である重三郎(井ノ原)の助手・吉田史郎を演じる。

重三郎の父親としての成長を職場側から温かく見守る立場であり、戦争に運命を振り回される一市民として、吉田という人間を表現。出征前に鈴木家でわずかな酒を酌み交わす重三郎と吉田が、「家族」について本音で語り合う感動のシーンは必見だ。

竜星は「井ノ原さん、上戸さんが作る子供たちとの家族の雰囲気がとても素敵で、本当の家族のように居心地が良く、戦時中という設定を忘れさせるような温かくてほっこりする現場でした。重三郎が父親として成長し変わって行く姿を視聴者と一緒に吉田という人物で代弁していけたらと思いました」と役に込めた思いを紹介。

今作では苦戦しながらも初の関西弁に挑戦したといい、「戦時中に、力を合わせて明るく生きた鈴木家に、自分の家族の温かみや、つながりを再確認してもらえたらうれしいです」と話している。