キユーピーは今春、創業100周年を記念したマヨネーズタイプ調味料を地域・数量限定で発売する。

  • “お祭り感”をイメージしたという賑やかなパッケージデザインにキユーピーちゃんも思わずハンズアップ。各商品とも内容量:205g / 参考小売価格:税込303円

地元の食材をさらにおいしくする7つの味が登場!

このほど発表された100周年企画品は、全7種をラインアップ。日本を7つのエリアに分け、それぞれの地域を象徴する料理や食材に合うような商品を開発したという。3月1日に「関東・甲信越」「関西」「九州・沖縄」の3エリアにてそれぞれ商品が発売され、4月19日からは「北海道」「東北」「東海・北陸」「中国・四国」の4エリアでも販売がスタートするとのこと。

  • 7つの商品はすべてエリア・数量限定での販売となる

今回の企画には「地元に根付いた味のマヨネーズで地元食材をおいしく食べていただきたい」との想いが込められている。さまざまな調理法・食文化・食材・調味料との組み合わせが楽しめるというマヨネーズの特長を活かし、各エリアの従業員や商品開発・研究開発部門の社員らとともに開発が進められた7種の企画品。以下にそれぞれの詳細とおすすめレシピを紹介していこう。

  • マヨネーズのポテンシャルを存分に発揮させる100周年企画

「北海道を味わう バター醤油ソース&マヨ」
バターのコクと醤油の香ばしさをきかせた「北海道を味わう バター醤油ソース&マヨ」は、温野菜との相性が◎。北海道出身のプロジェクトメンバーがこだわって開発しており、シンプルにアスパラガスをディップするだけでも北の大地を感じられる。アスパラガス以外にもジャガイモやホタテ、コーンといった北海道の味覚たちといいコンビネーションを見せてくれそうだ。

  • 「北海道を味わう バター醤油ソース&マヨ」は温野菜と相性抜群

「東北を味わう 魚介醤油だれ&マヨ」
魚介類が豊富に獲れる東北地方では、「東北を味わう 魚介醤油だれ&マヨ」が販売される。魚介の出汁がきいた同商品は、刺身やワカメともよくマッチする。おすすめレシピには海鮮手巻き寿司が提案されており、海苔の代わりにレタスで巻くというマヨネーズならではのアレンジがインパクトを放っていた。

  • 魚介の旨みがきいた「東北を味わう 魚介醤油だれ&マヨ」

「関東を味わう てりやきソース&マヨ」
関東・甲信越のプロジェクトメンバーは国際都市東京に目を付け、「関東を味わう てりやきソース&マヨ」を開発。海外でも馴染みがあり、マヨネーズとも好相性なてりやき風味に仕上げている。食欲をそそる甘辛い味わいはアレンジ料理の可能性を広げてくれることだろう。

  • 「関東を味わう てりやきソース&マヨ」を使ったレシピは、長ネギとサラダチキンの和風トーストや、チキンと豆腐のベジボウルなどが提案された

「東海を味わう 手羽先だれ&マヨ」
東海・北陸エリアで販売されるのは、「東海を味わう 手羽先だれ&マヨ」。甘辛い醤油の風味にコショウでスパイシーさもプラスしており、唐揚げにかければご飯の進み具合が加速すること請け合いだ。ポテトサラダやエビマヨなどに使用して、ピリッとした刺激を加えてみるのもおすすめ。

  • マヨネーズのコクと甘辛味、そしてスパイシーさを絶妙なバランスで融合した「東海を味わう 手羽先だれ&マヨ」

「関西を味わう だしソース&マヨ」
同社内で関西出身の社員を中心に何度も試作と試食を重ねた結果、数ある候補の中でもっとも票を集めたのが「関西を味わう だしソース&マヨ」だったという。甘く仕立てたソースに出汁の旨みで奥行きを加えた逸品は、粉もんに合うのはもちろんのこと、キャベツや串揚げなどとも一緒に楽しめる。

  • 豚バラ肉と卵、たっぷりのキャベツを使ったキャベツ焼きに「関西を味わう だしソース&マヨ」をたっぷりかければ、いつもとは違う新鮮な味わいに出会える

「瀬戸内を味わう 牡蠣油&マヨ」
中国・四国エリアでは「瀬戸内を味わう 牡蠣油&マヨ」を販売。牡蠣油の旨みにコショウの辛さをきかせた同商品は、かけてもディップしても炒めてもおいしいという使用方法の幅の広さも魅力的だ。お好み焼きにかけてカキオコ感を演出してみるのもアリかもしれない。

  • 定番のお好み焼きに「瀬戸内を味わう 牡蠣油&マヨ」をプラスして、ちょっと特別なテイストに

「九州を味わう 柚子こしょう&マヨ」
九州ではより広く親しまれている調味料の柚子こしょうを使用した「九州を味わう 柚子こしょう&マヨ」。同商品は九州・沖縄エリアで販売される。柚子こしょうの辛味をマヨネーズのまろやかさが包み、鼻から抜ける爽やかな香りがたまらない。特に鶏肉との親和性が高いとのこと。

  • 「九州を味わう 柚子こしょう&マヨ」は、鶏肉とアスパラガス、エリンギを一緒に炒めるだけで、ご飯にもお酒にも合うメニューが出来上がる

各商品とも内容量は205g、参考小売価格は税込303円となっている。オンラインでの販売などは予定していないそうだが、同社は今回の企画品に近い味わいを家庭で再現できるレシピも公開している。

例えば、以下の調味料を混ぜれば「北海道を味わう バター醤油ソース&マヨ」に似た味が楽しめるという。
・キユーピー マヨネーズ…大さじ3杯
・溶かしバター…20g
・醤油…小さじ1杯

  • 全国各地の限定商品が家庭でも味わえる!?

7つのエリアに合わせて開発された7つの味。3年近くの開発期間を要したというだけあって、どれも新しさがありながら、さまざまな食材と絶妙にマッチする味わいに仕上がっていた。今回紹介したもの以外にもオフィシャルサイトには多数レシピが公開されているため、それらを参考にマヨネーズと調味料の新たな組み合わせを探ってみるのもいいかもしれない。