タレントのマツコ・デラックスが、きょう9日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)で、Vチューバーに興味を示す。

  • 『マツコ会議』2月9日の放送より=日本テレビ提供

今回は、最近増えているというバーチャルYouTuber(=Vチューバー)に会えるイベント会場と中継。Vチューバ―とは、アニメやCGのキャラを使って活動するYouTuberのことで、中にはチャンネル登録数240万人を超える「キズナアイ」などの人気者もいるという。

昨年末には人気Vチューバーが週刊誌のグラビアデビューを飾るなど、男性ファンを中心に急速な盛り上がりを見せているVチューバ―の世界。早速イベント会場へ向かうと、イベント前のリハーサルをしている男性のVチューバ―に遭遇し、とある人気歌手にあまりにも似すぎているその声に、マツコは「モノマネでしょ? 悪質ね~」と疑いの目を向ける。

低い声が地声だという彼は、昔コールセンターのバイトでその歌手と間違えられたことがあるという。お客さん役にふんしたマツコに、電話対応を披露すると、あまりにも似すぎる声にマツコは「アタシ(中の人の)顔見たくてしょうがないんだけど!」と、もどかしさを露わにする。

さらに、Vチューバーのイベントを主催しているというかわいらしい3Dキャラクターが登場。ふわふわで白い、赤ちゃんのような声を発する謎の生き物に、マツコは「嫌いじゃない。これはクセになるかもしれない」と興味津々だ。質問に対するしゃべり方と独特な声に、マツコは笑いが止まらない。

そして、Vチューバ―業界では禁断の「中の人」もリアル出演。業界内では「中の人」のことを「魂」と呼んでいるという。その中の人に話を聞くと、元々インターネットで動画やラジオを投稿するなどし、そこでの企画でVチューバーになるために、クラウドファンディングで600万円以上資金を集めたという。

2Dのキャラクターより、3Dのキャラクターは製作費用がはるかに高額だといい、「みんな投資しがいがあったんじゃない?」と、Vチューバ―としてのクオリティーを評価するマツコ。「でも本当にいいの? ここまで見せちゃって。しばらくファンタジーの方が良いんじゃないの?」と心配するマツコに、番組スタッフも「前代未聞の新しい企画」と感動の声を漏らす。こうしてマツコは「本人が知られているのにVチューバ―になるって新しいカタチ。新しいことに挑戦しようとしているのね」と、終始関心を寄せる。