木村拓哉、リア・ドウと共にリーバイスの往年の名ジーンズをアピール

1999年に販売され一世を風靡した「リーバイスエンジニアード・ジーンズ」が、約20年の時を経て復活する。2月8日の発売を記念し、リーバイ・ストラウスジャパンは1月22日、都内で発表会を開催。タレントの木村拓哉と中国出身のミュージシャン、リア・ドウを起用したCMを公開し、同ジーンズのデザインと機能性をアピールした。

CMに出演したマルチタレントの木村拓哉さん(右)と中国出身のミュージシャン、リア・ドウさん

生地の変更で履きやすくなった新エンジニアード・ジーンズ

世界初の立体裁断ジーンズである「リーバイスレッド(LEVI'S RED)」を継承するとともに、同社のアイコンともなっている「501」を再構築したモデルとして1999年に生まれた「リーバイスエンジニアード・ジーンズ (LEVI'S ENGINEERED JEANS)」。“ENGINEERED”という名称通りの機能性を持ち、人間工学に基づいた立体裁断によるひざや足回りの動きやすさ、左右のサイドシームが大きく内側にねじれたデザインを特徴とする。

2019年の春夏コレクションでは、新たに「リーバイスレッド」をオマージュしたレッドパッチを追加。20年前にはなかった12.68OZ、4WAYストレッチの生地を採用し、やわらかく軽やかな履き心地を実現した。1月23日から先行予約が開始され、2月8日より販売される。

メンズには、4種類のフィットから選べるジーンズと、リーバイス史上初となる3Dニット「リーバイスエンジニアード・ニット(LEVI'S ENGINEERED Knit)」を用意し、合わせてトップス3アイテム、ボトムス18アイテムを販売。ウィメンズはワイドクロップト、テーパーの2種類のフィットのボトムスとトラッカージャケットを展開する。

「生まれ変わったエンジニアード・ジーンズは、着る人のパーソナルなスタイルを次のレベルへ連れていってくれるでしょう」と語るパスカル・センコフ代表取締役社長

時代を超えた2人が共演した新CM

エンジニアード・ジーンズの新CMに起用されたのは、1999年のCMにも出演したタレント・木村拓哉さんと、中国でミュージシャンとして活躍するリア・ドウさん。CMは「FREE TO MOVE」をテーマとし、激しいダンスで動きやすさと履き心地をアピール。CMをはじめとしたキャンペーンは4言語を使い10カ国で行われる。

木村さんは20年近い時を経て再びCMに出演した感謝を語るとともに、「リーバイスは私生活においても大ファンなので、オフィシャルの場でリーバイスというブランドを背負うことは逆に照れ臭く感じます」とその喜びを表現。さらに今回のエンジニアード・ジーンズを「すごく動きやすく、履いた瞬間からフレンドリーなフィーリングを味わえました」と評価する。

ジーンズ好きで知られ、ベストジーニストとして殿堂入りも果たしている木村さん

リアさんは、「お話をいただいたときはとても緊張しましたが、木村さんと一緒にCMに出演できることをうれしく思います」と述べるとともに、「リーバイスは私にとって子どものときから親しんでいるブランドで、着用することでリラックスできます。今回のカッティングは自分に合っていると思いますし、裾も短めでシルエットも大好きです」と感想を述べた。

「非常に動きやすく弾力性があり、自分のダンスを表現できた」とリアさん

また、木村さんは過去に映画「2046」でリアさんの母であるフェイ・ウォンさんと共演した経験があることを挙げ、「自分の中ですごくストーリーを感じました」と不思議な縁についても触れる。さらに「さすがミュージシャンだけあって、音が流れてきたら体が自然と動いていました」とCM撮影中のリアさんを称えた。

センコフ代表取締役社長は、木村さんとリアさんを起用した意図を「90年代に着用した方だけではなく、多くの新世代にもエンジニアード・ジーンズを届けたいと考え、時代を超えた2人のアイコンを起用しました」と語り、木村さんとリアさんのイニシャルがステッチされた世界に一つだけのエンジニアード・ジーンズデニムジャケットを2人に贈った。

センコフ代表取締役社長からのサプライズとして2人にイニシャル入りのデニムジャケットがプレゼントされた

木村さんは最後に、次のように挨拶した。

「みなさんの生活の一部にこのエンジニアード・ジーンズを取り入れていただいて、いくつになっても、性別関係なく思いっきりアクティブに『FREE TO MOVE』で新一年を過ごしてほしいと思います。インフルエンザが本当に流行っていますが、それに負けずにみなさん現場でがんばってください。ボクもがんばります!」