女優の鈴木京香が20日、東京・渋谷のNHKで行われたドラマ『モンローが死んだ日』(BSプレミアム 2019年1月6日スタート、毎週日曜22:00~)の第1回試写会に、俳優の草刈正雄とともに出席した。

『モンローが死んだ日』鈴木京香

鈴木京香

このドラマは、小池真理子氏の同名小説を原作とする恋愛心理サスペンス。軽井沢に近い花折町にひとりで暮らす人生の秋を迎えようとする大人の女性・幸村鏡子(鈴木)と、彼女が出会った精神科医・高橋智之(草刈正雄)の物語で、2人の恋が深まっていくとともに彼をめぐる謎も濃くなってく。

鈴木は「鏡子役をやれたことが、デビューしてから30年目にあたる今年、一番の幸運、幸いなことだったと思っています」と笑顔で語り、「最初は精神的な部分を描いてる時間が長いですが、だんだんとサスペンス色が濃くなってきます。大人の鑑賞に耐え得る珠玉のドラマになったと思います」とドラマの魅力を伝えた。

また、「小池真理子さんの原作でいくつか魅力を感じる女性像の本があったので、小池さんの本に出させていただくことができたのはうれしいことの一つ。年齢などに少し違いがありますが、小池さんの世界を壊すことなくしっかり表現したいと思って取り組んだので、それは成功していると思います」と納得の表情。「軽井沢が素敵な場所だなという気持ちにもなりましたし、原作のいいところをしっかりとドラマにできたと手応えを感じています」と語った。

鈴木は、俳優の長谷川博己との破局が一部で報じられており、去り際に報道陣から報道について質問が飛んだが、無言のまま立ち去った。

  • 『モンローが死んだ日』
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