――12月頭に『M-1』が行われたので、本当にすぐですよね(笑)。改めて『M-1』を終えて、今の心境をお聞かせください。

山内:M-1は順位(5位)だけ悪くて、内容は良かったなという感じです。ホンマに決勝のメンバーは全員面白いですし、「笑神籤(えみくじ)」も含めて運も大事なので、そこが上手くかみ合わなかったです。

バイきんぐ小峠・ノンスタ石田らが絶賛

  • かまいたち(左から山内健司、濱家隆一)

――12日放送の『かまいたちのヘイ!タクシー!』では、『M-1』終了後、他の芸人さんからの反応が良かったと話されていましたね。

山内:バイきんぐの小峠(英二)さんには直接「めっちゃ面白かった」「漫才とコント、どっちメインでやってるの?」って言っていただきました。小峠さん的には、僕らが『キングオブコント』で優勝していることもあり、コントがメインで漫才もやるという感じだと思っていたらしいんです。でも、「僕らは半々くらいでやってるんです」と言ったら、「すごいね」と驚いていました。

濱家:「なんてコンビだ!」って。

山内:「なんてコンビだ!」までは言ってなかったな。

濱家:NON STYLEの石田(明)さんにも言っていただきましたね。

――石田さんは『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演した際、「手を叩いて一番笑ったのが、かまいたちと敗者復活戦のプラスマイナス」とおっしゃていました。

濱家:そうですね。石田さんの『M-1』の話、めっちゃ面白かったです。

山内:『M-1』は運が大事だとみんなにより伝わればいいですね(笑)。運や実力、全部を兼ね備えたコンビが優勝すると。

濱家:『M-1』後の打ち上げでも、運が大事やなと思いました(笑)。

山内:そっちの方が運を発揮してたやん。

――濱家さんは例の騒動が起きた現場に同席していましたが、寝つぶれていました。インスタのコメントには「危機管理王子」と書かれていたそうですね(笑)。

濱家:優勝していたら、あそこで寝れてなかったと思うので。

山内:優勝した直後に、さらに文句言うヤツって終わってるけどな。文句言う必要ないし。

松本人志の“しまった顔”の真相は「聞けていません」

――審査員に関する話題だと、立川志らく師匠が『M-1』後、ツイッターで「今日かまいたちと収録が一緒になった。私に低い点をつけられて腹も立っていようがそれをちゃんと笑いにしていた」「売れていく若手芸人は謙虚で健気。縁があって芸を見たのだから彼らをずっと応援していくよ」とつぶやいてました。

山内:『M-1』の2日後に番組で一緒になりました。後頭部にエルボーはしといたんですけど、気づいてないみたいです。

濱家:いやいや、してない(笑)。してたら大問題になってる。

――そしてかまいたちさんの点数発表の際には、松本(人志)さんが「しまった」という表情をされており、「どういう理由かは後で言う」とおっしゃっていました。その後、この件について、話されましたか。

山内:放送が終わった後、松本さんが「面白かった。あんな~」って言おうとしてくれたんですが、後ろから来た上沼(恵美子)さんに押し出されるようにはけてしまって、聞けていません。この後、松本さんと収録で一緒になるので、その時に聞く予定です。