元乃木坂46で女優の深川麻衣が、テレビ東京系新ドラマ25『日本ボロ宿紀行』(毎週金曜24:52〜25:23)の主演を務めることが17日、明らかになった。
同作は上明戸聡による同名ルポを原案にドラマ化。父の残した芸能事務所を引き継いだ篠宮春子(深川)が残った48歳の一発屋ポップス歌手・桜庭龍二(高橋和也)とともに、スーツケース1つで地方営業の旅に出る。地方で出会う各地の“ボロ宿”を巡りながら、龍二をもう1度人気歌手にすることができるのか。
ドラマ『100 万円の女たち』をはじめ多くの話題作で注目を集める若手監督・藤井道人をはじめ、MVやCMの世界で彩り豊かな作品を生み出す新進気鋭の監督陣が集結。宿を守り続ける主人や女将、わざわざここで働く従業員、訳がありそうな宿泊客など、失われゆく「不便で寂れている良さ」を映し出していく。
深川麻衣コメント
私が演じさせていただくマネージャーの春子と、高橋和也さん演じる売れない歌手の桜庭龍二が二人で実在するいろいろな宿を回って旅をするというロードムービーのようなドラマになっています。とてもジーンと来るような場面やほっこりする場面もありますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
高橋和也コメント
このドラマの見どころは何といっても、日本全国に実在する“ボロ宿”と言っては失礼なんですが、非常に年季の入った古い宿を訪ねて歩いていくその旅の中にあると思います。宿の味わい深さだったり、深川さん演じる春子との心の交流みたいなものを楽しんでいただけたらと思っています。
原案者:上明戸聡 コメント
まだ若い頃から、なぜか古い宿が持つ独特の個性や風情、再開発などで消えていってしまうという郷愁に惹かれ、多くの宿を訪ねてきました。 あまり人には理解されにくい偏屈な趣味だと自認していましたが、ドラマとなって古い宿が持つ新しい魅力を発掘し、発信していただける事に大変感謝しています。