俳優の安藤政信が13日、東京・渋谷のアイア・シアター・トーキョーで行われた映画『デイアンドナイト』(1月26日公開)完成披露試写会に出席し、“ボヤキ節”の暴走トークで観客を大爆笑させた。
この日は、主演の阿部進之介、藤井道人監督をはじめ、安藤、清原果耶、田中哲司ら主要キャストが勢揃いし、自身初の全面プロデュースを手がけた山田孝之も駆けつけた。善悪の境界線で揺れ動き、自殺した父への復讐へと駆られる阿部演じる明石幸次を主人公に、混沌とした現代で生き抜くことの厳しさを様々な人物の立場を通して描く。
児童施設のオーナー・北村役の安藤は阿部との共演シーンの感想を聞かれ、「たくさんしゃべってもどうせ(ニュースで)使われるのは(山田)孝之と……」と投げやりモードで笑いを誘い、「今日はドラマの撮影もしてきたし、エコでいいかなと。省エネで」とまさかの“手抜き”宣言。「疲れてる。忙しいよ、売れてて」と言い放ち、場内は拍手と共に大爆笑に包まれた。
また、「善と悪」「二面性」が作品のテーマであることから、この日の参加者の「意外な一面」の話に。司会者から質問された安藤は、「そうですね……」と考え込むと、阿部が「眠いんですか」とすかさずツッコミ。安藤は「眠くない! 今、起きた!」と苦笑しつつ、「映画を観た時に清原さんが美しくて、色気もすごかったんですよね」と16歳の清原を絶賛した。
さらに安藤は、「父親とかそういう立場じゃなくて、彼女と恋愛したいなと思いました」と爆弾発言。すると山田が「安藤さん、起きてます? 寝言みたいな」とイジり、「ダメ? 本当にそう思いました」「僕は妻と子供がいるからもうダメですけど」と続ける安藤に、山田は「ちょっと寝ててもらっていいですか?」と制止。客席からはどっと笑い声が起こっていた。